名古屋哀歌 歌詞 野村美菜 ふりがな付

女おんなの涙なみだが 男おとこにとって
重荷おもにになるなら どうして泣なかす
名古屋なごや 納屋橋なやばし 別わかれの夜よるも
理由わけさえ聞きかずに うなずくなんて
バカね バカよね すがっていたら…
夜よるが切せつない ひとり切せつない
心こころが切せつない

よく似にた姿すがたを 見みかけるたびに
他人たにんと気きづいて 自分じぶんを嗤わらう
名古屋なごや 今池いまいけ ふたりで暮くらす
夢ゆめなど見みなけりゃ よかったものを
バカね バカよね 尽つくしたけれど…
恋こいは切せつない ひとり切せつない
心こころが切せつない

忘わすれたはずでも 噂うわさを聞きけば
お酒さけを注そそぐ手てが どうして止とまる
名古屋なごや 金山かなやま 夜よる咲さく花はなも
心こころはきれいに 生いきてくつもり
バカね バカよね 惚ほれたら負まけね…
女切おんなせつない ひとり切せつない
心こころが切せつない