蜃気楼 歌詞 まつざき幸介 ふりがな付

あなたの名字みょうじに 私わたしの名前なまえ
続つづけて何度なんども 書かいてみる
たとえ千回せんかい 書かいたって
叶かなうはずなど ないけれど

一人ひとりの夜よるは 長ながすぎて
あなたを想おもえば 哀かなしくて
涙なみだが涙なみだが 溢あふれ出でて
こぼれて滲にじんで 消きえてゆく
夢ゆめなど見みては いけない私わたし
恋こいは 恋こいは蜃気楼しんきろう

お酒さけで寂さびしさ 紛まぎらわせても
忘わすれるほどには 酔よえなくて
飲のめば恋こいしさ 募つのるだけ
なのに今夜こんやも 飲のむお酒さけ

一人ひとりの部屋へやは 寒さむすぎて
あなたの他ほかには 見みえなくて
心こころが心こころが 凍いてついて
鼓動こどうが呼よんでる 探さがしてる
別わかれがいつか 待まってる二人ふたり
恋こいは 恋こいは蜃気楼しんきろう

一人ひとりの夜よるは 長ながすぎて
あなたを想おもえば 哀かなしくて
涙なみだが涙なみだが 溢あふれ出でて
こぼれて滲にじんで 消きえてゆく
夢ゆめなど見みては いけない私わたし
恋こいは 恋こいは蜃気楼しんきろう