知しらない街まち 歩あるけば
道みちはつづく 果はてなく
道みちの果はてに のまれて
闇やみに溺おぼれ 迷子まいごになる
けたたましく
聞きこえてくる
行方ゆくえ知しれぬ
汽車きしゃの汽笛きてき
知しらない街まち うろつく
見捨みすてられた 犬いぬのように
道みちを歩あるく 人ひとの群むれは
この私わたしを よけて通とおる
知しらない街まち 日暮ひぐれて
暗くらい壁かべの ホテルで
眠ねむりにつく 私わたしは
夢ゆめを破やぶる 朝あさが怖こわい
眠ねむりたいの
われを忘わすれ
思おもい出でだけ
胸むねに抱だいて
知しらない街まち さまよう
この私わたしを 思おもい出だして
あなただって
思おもい出だして
知shiらないranai街machi 歩aruけばkeba
道michiはつづくhatsuduku 果haてなくtenaku
道michiのno果haてにteni のまれてnomarete
闇yamiにni溺oboれre 迷子maigoになるninaru
けたたましくketatamashiku
聞kiこえてくるkoetekuru
行方yukue知shiれぬrenu
汽車kisyaのno汽笛kiteki
知shiらないranai街machi うろつくurotsuku
見捨misuてられたterareta 犬inuのようにnoyouni
道michiをwo歩aruくku 人hitoのno群muれはreha
このkono私watashiをwo よけてyokete通tooるru
知shiらないranai街machi 日暮higuれてrete
暗kuraいi壁kabeのno ホテルhoteruでde
眠nemuりにつくrinitsuku 私watashiはha
夢yumeをwo破yabuるru 朝asaがga怖kowaいi
眠nemuりたいのritaino
われをwarewo忘wasuれre
思omoいi出deだけdake
胸muneにni抱daいてite
知shiらないranai街machi さまようsamayou
このkono私watashiをwo 思omoいi出daしてshite
あなただってanatadatte
思omoいi出daしてshite