花火 歌詞 Half time Old ふりがな付

幾いくつになっても本音ほんねは言いえないようで
飲のみ込こんだ分ぶん僕ぼくらは大人おとなになって
叫さけぶのをやめた不甲斐ふがいない今いまを持もって
透明とうめいな君きみを今いますぐ探さがしに行いこうぜ

ただ週末しゅうまつにパンを焼やいて暮くらしていくんだよ
最高さいこうに面白おもしろいテレビだってやってるんだし
またオーディオをかけてドライブだっていい
小ちいさな部屋へやを借かりよう

日ひが暮くれるまでそんなとこに居いるつもりかい
いじけて待まってても何なんにも変かわんないぜ
頑固がんこな君きみだから話はなしちゃくれないんだろうけど
わかりやすいのも昔むかしから変かわらないな

なら大雨おおあめの夜よるに映画えいがだっていい
窓辺まどべに立たってその雲行くもゆきを眺ながめてるのだっていい
海うみの向むこうではまだやってるってさ
小ちいさな部屋へやを飾かざろう

子供こどもの頃ころの事ことをいつだって優やさしく思おもい出だそう
何処どこかへ忘わすれたものまた何処どこかで会あえるでしょう

時々ときどきなんとなく誰だれかを好すきになって
落おち込こんだ分ぶん綺麗きれいな物ものを見みたくなった
今日きょうの花火はなびはもう上あがらないみたいだ
近ちかくまで台風たいふうが来きてるってね

ただどうしたって最後さいごは悲かなしいもんだよ
色々いろいろあったけど君きみはそれを受うけ止とめてくんだよ
また聡明そうめいな夜よるを楽たのしむんだね
小ちいさな部屋へやへ帰かえろう

やつれた顔かおを上あげてまた僕ぼくらは笑わらえるよ
君きみだけの好すきな事こと透明とうめいな君きみはわかるでしょう
子供こどもの頃ころからだねいつだって優やさしくいれるとこ
誰だれかの為ためではなくいつか君きみにもできるでしょう
巡めぐるでしょう