棺の底は濡れている 歌詞 アイシェリング ふりがな付

届とどかないのは僕ぼくのシンシア
夜行列車やこうれっしゃは緊急事態きんきゅうじたい配備はいびを敷しいて
伝令でんれいが来くるのを待まつ
ここがどこだかわかんないが
君きみの言いうのが実際じっさい
都市とし伝説でんせつでもなく
存在そんざいすると感かんじる

老若男女ろうにゃくなんにょが知しるのはゴシップだけ
歌うたではない
ようやく光ひかりを見みるのは
火葬場かそうばのケムリかも

灰はいになって気きづくのは
すへての事ことを穏便おんびんに済すませてきた
自分じぶんの愚おろかさだろう
喋しゃべらなくてもいい話はなしに
一喜一憂いっきいちゆうするだけの閉とざした日常にちじょう
行いき場ば無なくした感情かんじょう

棺ひつぎの底そこが濡ぬれている
ドライアイスに固かためられて
どんなに偉えらい人ひとだって
息いき止とまれば生なまゴミだ

社会的しゃかいてきスタンスにかこつけて
コミュ障しょうだからって居直いなおって
僕ぼくは偉えらそうなクズだな
生なまゴミになっちゃうそれまでの
カウントダウン始はじまっている
ボーッとしてんじゃないぞ

あなたをもっと知しりたいのです
全力ぜんりょくで糸いとを紡つむいでゆくのだから


今朝けさも何なんだで5分ふん前まえだ
かかとの取とれたサンダル履はいて出でかけるような
余裕よゆうのない毎日まいにち
舵かじを取とってる人ひとがいるなら
どうか僕ぼくのも引ひっ張ぱってって
言いえりゃいいんだろうな
それがラクなんだろうな

棺ひつぎの底そこが濡ぬれている
ドライアイスに保たもたれてる
どんなプロセスが自慢じまんでも
脈みゃく切きれたらおさらばさ

曖昧あいまいなバランスに囚とらわれて
色々いろいろあんだよって弁護べんごして
僕ぼくは救すくわれないカモだな
頭あたま冴さえるんだよ27時じ
蓄たくわえが報むくわれる14月がつ
来くるの当あたり前まえじゃねーぞ

あなたをもっと知しりたいのです
やっとの事ことで巡めぐり会あえたのだから

数かぞえなくていいのに
まがいのタネばっかり
並ならべ始はじめてる
居いなくならないと
誰だれが決きめたの?
僕ぼくもあなたも

棺ひつぎの底そこが濡ぬれている
ドライアイスに固かためられて
どんなに偉えらい人ひとだって
息いき止とまれば生なまゴミだ

社会的しゃかいてきスタンスにかこつけて
コミュ障しょうだからって居直いなおって
僕ぼくは偉えらそうなクズだな
生なまゴミになっちゃうそれまでの
カウントダウン始はじまっている
ボーッとしてんじゃないぞ

あなたをもっと知しりたいのです
全力ぜんりょくで糸いとを紡つむいでゆくのだから