夢と希望に殺される 歌詞 angela ふりがな付

「夢ゆめは叶かなう」なんて 言いう奴やつが嫌きらいだ
そんなもんが無なけりゃ 楽らくになれるだろう
叶かなった奴やつだけが 掲かかげるその旗はたを
僕ぼくは胸むねの中なかで 何度なんども焼やき払はらった

「希望きぼうを持もて」なんて 無責任むせきにんに言いうなよ
いつだってそいつに裏切うらぎられてきたんだ
弱音よわねはかない奴やつが 口くちにすることなんて
僕ぼくには遠とおい国くにのおとぎ話ばなしのようだ

理想りそうは低ひくく上書うわがきする

押おし付つけてくんなよ お前まえと僕ぼくは違ちがう
夢ゆめと希望きぼうに殺ころされる
驚おどろくほど凶暴きょうぼうで 世界せかい中じゅうにはびこる
夢ゆめと希望きぼうに殺ころされる

また明日あしたが来くれば 死しんだ目めの大人おとなが
焼却炉しょうきゃくろに向むかって 「時間じかん」投なげ込こむんだ
夢ゆめとやらの向むこう なあそんなもんじゃないか
僕ぼくはそれを見みている 目めの前まえで見みている

いつか死しんじゃうだけなのにな

夢ゆめさえ持もたなきゃ 挫折ざせつだってしないんだ
それじゃ駄目だめと勝手かってに言いう
踏切ふみきりで消きえた 命いのちの藻屑もくずだって
夢ゆめと希望きぼうに殺ころされたんじゃないか

押おし付つけてくんなよ お前まえと僕ぼくは違ちがう
夢ゆめと希望きぼうに殺ころされる
驚おどろくほど凶暴きょうぼうで 世界せかい中じゅうにはびこる
柔やわらかな表情ひょうじょうで いつの間まにか傍そばに居いて
なのにどんなにこの手て 伸のばしても掴つかめない
夢ゆめと希望きぼうは生いきている