闇やみと慟哭どうこく 眠ねむる森もりの奥おくで
草木くさきがさざめき出だす丑三うしみつ時どき
隔離かくりされ葬ほうむられし魂たましいは
冷つめたい土つちの下した 夜よごと吠ほえる
我われ 呼よび欲ほっし乞こう者もの
手てを伸のべたまえ
その濁にごった眼まなこ血走ちばしらせ
地上ちじょうのお伽噺とぎばなし 手垢てあかに塗まみれ
それこそが悪あくだと 落おとせ
墓はかの中なかへ
錆さびつき脳のうに響ひびく歯噛はがみの音おと
怨念おんねんの養分ようぶんで育そだつ菌きのこ
聳そびえ立たつ塔とうは希望きぼうの象徴しょうちょうか?
地ちに打うち込こまれた罪つみの楔くさびか?
災わざわいは傲おごる者もの 諭さとす戒いましめ
その腐くさった魂たましい 押おし流ながせ
目覚めざめかけた蒼あおい葉はは 毒牙どくがに喰くわれ
穴あな吹ふき抜ぬける風かぜ
悲鳴ひめい 誘いざない撫なでる
我われ 呼よび欲ほっし乞こう者もの
手てを伸のべたまえ
その濁にごった眼まなこ血走ちばしらせ
繰くり返かえす過あやまちを斧おので断たち切きって
息いき吹ふき返かえす瞬間しゅんかんを待まて
墓はかの中なかで
闇yamiとto慟哭doukoku 眠nemuるru森moriのno奥okuでde
草木kusakiがさざめきgasazameki出daすsu丑三ushimiつtsu時doki
隔離kakuriされsare葬houmuられしrareshi魂tamashiiはha
冷tsumeたいtai土tsuchiのno下shita 夜yoごとgoto吠hoえるeru
我ware 呼yoびbi欲hoxtuしshi乞koうu者mono
手teをwo伸noべたまえbetamae
そのsono濁nigoったtta眼manako血走chibashiらせrase
地上chijouのおnoo伽噺togibanashi 手垢teakaにni塗mamiれre
それこそがsorekosoga悪akuだとdato 落oとせtose
墓hakaのno中nakaへhe
錆saびつきbitsuki脳nouにni響hibiくku歯噛hagaみのmino音oto
怨念onnenのno養分youbunでde育sodaつtsu菌kinoko
聳sobiえe立taつtsu塔touはha希望kibouのno象徴syouchouかka?
地chiにni打uちchi込koまれたmareta罪tsumiのno楔kusabiかka?
災wazawaいはiha傲ogoるru者mono 諭satoすsu戒imashiめme
そのsono腐kusaったtta魂tamashii 押oしshi流nagaせse
目覚mezaめかけたmekaketa蒼aoいi葉haはha 毒牙dokugaにni喰kuわれware
穴ana吹fuきki抜nuけるkeru風kaze
悲鳴himei 誘izanaいi撫naでるderu
我ware 呼yoびbi欲hoxtuしshi乞koうu者mono
手teをwo伸noべたまえbetamae
そのsono濁nigoったtta眼manako血走chibashiらせrase
繰kuりri返kaeすsu過ayamaちをchiwo斧onoでde断taちchi切kiってtte
息iki吹fuきki返kaeすsu瞬間syunkanをwo待maてte
墓hakaのno中nakaでde