ずるいよ、桜 feat. 神田沙也加 歌詞 toku ふりがな付

空そらの音おとも聴きこえないまま 自動じどう再生さいせい
睫毛まつげのカーブ気きにした
昨夜さくやフロウライト 胸むねに見みつけた
どうかな、気きのせいかも

わたしはもう充分じゅうぶん傷きずついてるので大丈夫だいじょうぶ
だけどだから 「逢あえない」って言いわないで

ずるいよ、桜さくら 雨あめに阻はばまれたら
今日きょうしかなかった 何なにかに気付きづいちゃうじゃない
ずるいよ、桜さくら 1人ひとり焼やき付つけたのは
たった今いま 忘わすれられなくなってく春はる
息いきも出来できないよ、桜さくら

ベランダから 湿しめる空気くうきを
吸すって吐はいて 浮うかべて ため息いきにして
大袈裟おおげさだと笑わらってみせた
笑わらえない程ほどの痛いたみに

予定よていの無なくなったミュールを拾ひろい上あげたら
何なにもかもが溢あふれて 駆かけたくなって

ひどいよ、桜さくら 今頃いまごろ見上みあげてた
あなたは何色なにいろ? わたしは強つよまる白しろ
ひどいよ、桜さくら わたしの所ところへ来きて
そして2人ふたりきり 言いい訳わけを探さがしたい
声こえに出だせないよ、桜さくら

この日々ひびに名前なまえがつかなくても
同おなじ場所ばしょをぐるぐる廻まわっても
何度なんども
近ちかづいたそのぶんは 離はなれてく
誰だれが決きめたかも分わからない法則ほうそくで

暗くらくなるまで 何なにかを話はなしたい
何なにか変かわるまで どうにか抗あらがいたい
答こたえは何なにか もう少すこし考かんがえたい
でもその「何なにか」に 何故なぜかまだ届とどかない

ずるいよ、桜さくら 雨あめに阻はばまれたなら
今日きょうしかなかった 何なにかに気付きづいちゃうじゃない
さよなら、桜さくら 触ふれられない事ことなんて
知しってたよ そろそろ春はるから醒さめよう 今いま

ごめん 出来できないよ、桜さくら