トリックスター・シンドローム 歌詞 fuzzy knot ふりがな付

賢人けんじん気分きぶんで 覗のぞく 窓まどの中なか
我わが身み世よに降ふる 如何様いかさまよ
あらくれ 嗚呼ああ 天下てんかに恥はじ晒さらして
ざんざん降ぶりさ 俺おれの心こころもよう

その場ば凌しのぎのキット貼はった 不可思議ふかしぎなモンスター
いずれ とっても遠とおくへと 旅たびに出でる

感情かんじょう 理論りろん 届とどかないなら
「これまで」と笑わらって
君きみと眺ながめ合あう あの丘おかで空からになって
惨憺さんたんたる 命いのちの詩文しぶん
最終的さいしゅうてきにはそう 沈しずんだ石いしのよう 佇たたずむのさ
無常むじょうな人ひとの世よ 揺ゆられながら

正解せいかい探さがして 集たかる 闇やみの中なか
勝かち誇ほこる 板いたの間稼まかせぎ
どれだけ 愛いとしんで戯たわむれたって
一寸いっすんズレりゃ 明日あすの敵てきになる

ハズレばかりの賽さいをふって 説とき伏ふせるトリックスター
そうして 今度こんどの標的ひょうてきを探さがしてる

愛情あいじょう 美び論ろん わからないなら お願ねがいよ黙だまって
故ゆえに 紡つむぎ出だす言ことの葉はに 水みずをさして
散々さんざんっぱら 暇人ひまじんは云いう
最終的さいしゅうてきには 傷きずついた日ひのこと 掲かかげるのさ
戯ざれ言ごと 情なさけを 踊おどりながら

感情かんじょう 理論りろん 届とどかないなら
「これにて」と下さがって
君きみと眺ながめ合あう あの丘おかで空からになって
高揚こうようする 確固かっこたる自分じぶん
最終的さいしゅうてきにはそう 刻きざんだ紙かみのよう 舞まっているのさ
無情むじょうな輩やからの 手てに掛かかるな