母へ～ピアノver～ 歌詞 朝霧文 ふりがな付

思おもえばあなたの人生じんせいは 苦労くろうの連続れんぞくでした
自分じぶんの事ことは二にの次つぎで 必死ひっしに育そだててくれました
お金かねがないのに だだをこねる私わたしに 買かってくれたね赤あかい靴くつ
春はるは必かならず来くるんだと 祈いのり続つづけたその背中せなか
ずっと私わたしの瞼まぶたの中なかで 離はなれる事ことはないでしょう

辛抱しんぼうする木きに金かねがなる あなたの口癖くちぐせでした
朝あさから晩ばんまで働はたらいて 必死ひっしに育そだててくれました
すっかり小ちいさく弱よわくなった体からだに 長生ながいきしてと叫さけびたい
春はるは必かならず来くるんだと 耐たえ忍しのんだその涙なみだ
ずっと私わたしの瞳ひとみの奥おくに しまっておくねお母かあさん

子こを思おもう母ははの祈いのり 他ほかに勝まされるものはない
今度こんどはあなた あなたの事ことを何なにより祈いのり続つづけます