災禍さいかめいた 暑あつさの中なか
蝉せみの声こえ いつかの夏なつ
熱波ねっぱに隠かくされた殺人さつじん事件じけん
あの子この最後さいご 笑顔えがお 横顔よこがお
あれは午後ごごのことだった
腐くされ落おちそうな空気くうきの中なか
笑顔えがおであの子こは飛とび降おりた 飛とび降おりた
完全かんぜん犯罪はんざい人々ひとびと好奇こうきの目めが集あつまる
映画えいがで見みたよな鮮血せんけつが校庭こうていに散ちる
散々さんざんだ、散々さんざんだ、あの子こはもういない
あなた方がたも犯罪者はんざいしゃだ
災禍さいかめいた 暑あつさの中なか
蝉せみの声こえ いつかの夏なつ
熱波ねっぱに隠かくされた殺人さつじん事件じけん
あの子この最後さいご 笑顔えがお 横顔よこがお
災禍さいかめいた 暑あつさが笑わらう
人々ひとびとの心こころがあの子こを殺ころした
生いきてく力ちからを奪うばった
最後さいご 笑顔えがお 笑顔えがお
生いきていくうちでたくさん得えられるはずの
喜よろこびを知しらぬまま 落おちた 落おちた
彼女かのじょは奪うばわれた
災禍さいかめいた 暑あつさの中なか
蝉せみの声こえ いつかの夏なつ
熱波ねっぱに隠かくされた殺人さつじん事件じけん
あの子この最後さいご 笑顔えがお 横顔よこがお
いじめって言葉ことばはどうも幼稚ようちだ
もっと恐おそろしく暗くらく悲かなしい
人ひとを殺ころす道具どうぐだ
災禍さいかめいた暑あつさの中なか
熱波ねっぱに隠かくされた殺人さつじん事件じけん
あの子この最後さいごの笑顔えがおも消きえた消きえた
災禍saikaめいたmeita 暑atsuさのsano中naka
蝉semiのno声koe いつかのitsukano夏natsu
熱波neppaにni隠kakuされたsareta殺人satsujin事件jiken
あのano子koのno最後saigo 笑顔egao 横顔yokogao
あれはareha午後gogoのことだったnokotodatta
腐kusaれre落oちそうなchisouna空気kuukiのno中naka
笑顔egaoであのdeano子koはha飛toびbi降oりたrita 飛toびbi降oりたrita
完全kanzen犯罪hanzai人々hitobito好奇koukiのno目meがga集atsuまるmaru
映画eigaでde見miたよなtayona鮮血senketsuがga校庭kouteiにni散chiるru
散々sanzanだda、散々sanzanだda、あのano子koはもういないhamouinai
あなたanata方gataもmo犯罪者hanzaisyaだda
災禍saikaめいたmeita 暑atsuさのsano中naka
蝉semiのno声koe いつかのitsukano夏natsu
熱波neppaにni隠kakuされたsareta殺人satsujin事件jiken
あのano子koのno最後saigo 笑顔egao 横顔yokogao
災禍saikaめいたmeita 暑atsuさがsaga笑waraうu
人々hitobitoのno心kokoroがあのgaano子koをwo殺koroしたshita
生iきてくkiteku力chikaraをwo奪ubaったtta
最後saigo 笑顔egao 笑顔egao
生iきていくうちでたくさんkiteikuuchidetakusan得eられるはずのrareruhazuno
喜yorokoびをbiwo知shiらぬままranumama 落oちたchita 落oちたchita
彼女kanojoはha奪ubaわれたwareta
災禍saikaめいたmeita 暑atsuさのsano中naka
蝉semiのno声koe いつかのitsukano夏natsu
熱波neppaにni隠kakuされたsareta殺人satsujin事件jiken
あのano子koのno最後saigo 笑顔egao 横顔yokogao
いじめってijimette言葉kotobaはどうもhadoumo幼稚youchiだda
もっとmotto恐osoろしくroshiku暗kuraくku悲kanaしいshii
人hitoをwo殺koroすsu道具douguだda
災禍saikaめいたmeita暑atsuさのsano中naka
熱波neppaにni隠kakuされたsareta殺人satsujin事件jiken
あのano子koのno最後saigoのno笑顔egaoもmo消kiえたeta消kiえたeta