哀愁の金沢 歌詞 たばた和 ふりがな付

さくら吹雪ふぶきに 面影おもかげ追おって
あなた 好ごのみに 染そまろうと
友禅ゆうぜん流ながしに 思おもいを込こめて
共ともに活くらせる 夢見ゆめみても
仕事しごとに逃にげ出だす ずるい人ひと
辛つらさ寂さびしい夕暮ゆうぐれが
水面みなもに揺ゆれてる 浅野川あさのがわ

季節きせつが 流ながれば また思おもい出だす
雪ゆき下駄げた 似合にあうね 後うしろ声ごえ
そんな出会であいで あなたに会あって
蛇じゃの目傘めがさで 町並まちなみを
雪ゆきつり 兼けん六ろく 武家屋敷ぶけやしき
違ちがう景色けしきに 見みえるのは
愛あいする芽生めばえの城下町じょうかまち

湯涌ゆわくの宿やどで 虫むしの音ね聞きいて
あなたの 全すべてを知しりました
命いのち華はなやぐ 幸しあわせだけを
愛あいに命いのちをかけた人ひと
逢あいたい 心こころが ままならぬ
待まつ身みの 喜よろこび 裏通うらどおり
切せつなく 待まってる 金沢かなざわで