雲と群衆 歌詞 moonriders ふりがな付

夜よるの雲くものように白しろい 飛行ひこう物体ぶったいが
空あいた 隣となりの席せきに座すわりこむ
うたた寝ねしてる間あいだに すいてたはずの
内臓ないぞうのすきまに 群衆ぐんしゅうが巣すを作つくる

何なんの出だし物ものも無ない 今日きょうの舞台ぶたいには
誰だれが 書かいたのか明日あしたと言いう字じが
昨日きのうと読よめる言葉ことばに 変かわってしまってる
幕まくは少すこし下さがり 上あがったりするだけ

群衆ぐんしゅうは屋根やねを 伝つたって奏かなでる
耳みみには届とどかない 低音ていおんのタンバリン
マンホールの中なか 居心地いごこちが悪わるい
鎖くさりがあるなら そこから投なげてよ
呼よび子この笛ふえが 呼よび子この笛ふえが
今日きょうも響ひびく はずなんだ

話はなしには裏うらがあるって 知しってるだろう
上々じょうじょうの朝あさには 気きをつけろよ
希望きぼうを差さし上あげるから 助たすけて下ください
そんな奴やつがたくさん 歩ほ道どうを歩あるいてる ねえ奥おくさん
マンホールからは 子供こどもが生うまれる
助たすけてやろうにも 検問けんもんだらけで
捨すて子ごの声こえが 捨すて子ごの声こえが
明日あしたには あふれるはずだ