夕暮ゆうぐれ色いろに照てらされて 遠とおくに聞きこえる
人波ひとなみにはぐれないように 手てを握にぎった
少すこし慣なれない足元あしもとに 鈴すずの音ね 揺ゆらして
霞かすみの花はなの簪かんざしに 背伸せのびをした
「今年ことしで最後さいごだね」一ひとつつぶやく
弱虫よわむしな僕ぼくの君きみへの恋詩こいうた
夏なつの夜よるに咲さく花はなびらは消きえていく
見上みあげる横顔よこがお 紅あかく照てらした
僕ぼくの心こころ模様もよう 降ふりやまぬ恋こい時雨しぐれ
君きみをこの先さきも好すきでいいかな
薄暮はくぼ冥々めいめいに揺ゆらいだ 左右さゆうの幻影げんえいを塞ふさいだ
逢あいに行いくと手てを繋つないで 生憎あいにく天てんも泣ないてる
恋こい慕したう桃源郷とうげんきょう 咲さいたら豊麗ほうれい 散ちっても一興いっきょうで
大人おとなになるってなんだ 振ふりほどけないまま
神社じんじゃの境内けいだいに腰こし降おろして
華はなやかしい景観けいかんを背せに 花はな開ひらく想おもいで霞かすんだ影えい
たった2文字もじが欲ほしかっただけ
夏なつの夜よるに咲さく花はなびらは恋心こいごころ
伝つたえたい言葉ことば きっと一ひとつで
君きみの心こころ模様もよう 夏空なつぞらに雲隠くもがくれ
来年らいねんもその先さきも好すきでいいかな
「好すきだよ」君きみに伝つたえたくて、
「さよなら」違ちがうそうじゃないよ
遠とおく離はなれて 彼方かなた 消きえても あの日ひあの時ときの想おもいはずっと
もう変かわらないから
夏なつの夜よるに咲さく花はなびらは消きえていく
見上みあげる横顔よこがお 紅あかく照てらした
僕ぼくの心こころ模様もよう 降ふりやまぬ恋こい時雨しぐれ
「君きみをこの先さきも好すきでいいかな」
夕暮yuuguれre色iroにni照teらされてrasarete 遠tooくにkuni聞kiこえるkoeru
人波hitonamiにはぐれないようにnihagurenaiyouni 手teをwo握nigiったtta
少sukoしshi慣naれないrenai足元ashimotoにni 鈴suzuのno音ne 揺yuらしてrashite
霞kasumiのno花hanaのno簪kanzashiにni 背伸senoびをしたbiwoshita
「今年kotoshiでde最後saigoだねdane」一hitoつつぶやくtsutsubuyaku
弱虫yowamushiなna僕bokuのno君kimiへのheno恋詩koiuta
夏natsuのno夜yoruにni咲saくku花hanaびらはbiraha消kiえていくeteiku
見上miaげるgeru横顔yokogao 紅akaくku照teらしたrashita
僕bokuのno心kokoro模様moyou 降fuりやまぬriyamanu恋koi時雨shigure
君kimiをこのwokono先sakiもmo好suきでいいかなkideiikana
薄暮hakubo冥々meimeiにni揺yuらいだraida 左右sayuuのno幻影geneiをwo塞fusaいだida
逢aいにini行iくとkuto手teをwo繋tsunaいでide 生憎ainiku天tenもmo泣naいてるiteru
恋koいi慕shitaうu桃源郷tougenkyou 咲saいたらitara豊麗hourei 散chiってもttemo一興ikkyouでde
大人otonaになるってなんだninaruttenanda 振fuりほどけないままrihodokenaimama
神社jinjaのno境内keidaiにni腰koshi降oろしてroshite
華hanaやかしいyakashii景観keikanをwo背seにni 花hana開hiraくku想omoいでide霞kasuんだnda影ei
たったtatta2文字mojiがga欲hoしかっただけshikattadake
夏natsuのno夜yoruにni咲saくku花hanaびらはbiraha恋心koigokoro
伝tsutaえたいetai言葉kotoba きっとkitto一hitoつでtsude
君kimiのno心kokoro模様moyou 夏空natsuzoraにni雲隠kumogakuれre
来年rainenもそのmosono先sakiもmo好suきでいいかなkideiikana
「好suきだよkidayo」君kimiにni伝tsutaえたくてetakute、
「さよならsayonara」違chigaうそうじゃないよusoujanaiyo
遠tooくku離hanaれてrete 彼方kanata 消kiえてもetemo あのano日hiあのano時tokiのno想omoいはずっとihazutto
もうmou変kaわらないからwaranaikara
夏natsuのno夜yoruにni咲saくku花hanaびらはbiraha消kiえていくeteiku
見上miaげるgeru横顔yokogao 紅akaくku照teらしたrashita
僕bokuのno心kokoro模様moyou 降fuりやまぬriyamanu恋koi時雨shigure
「君kimiをこのwokono先sakiもmo好suきでいいかなkideiikana」