初恋のメロディ 歌詞 原由子 ふりがな付

針はりを落おとせば蘇よみがえる
青春せいしゅんが弾はじけそうな真夏まなつの夜よる
二人ふたりで聴きいた
古ふるい レコードが
優やさしく時ときの流ながれ 巻まき戻もどす

少すこしオマセな君きみがいて
「『いそしぎ』はボサノヴァが一番いちばんだよ」と
私わたしは意味いみが
分わからないフリして
いきなり抱だきついた事ことがあった

心こころに初恋はつこいのメロディ
幼おさなき日ひに覚おぼえた夢ゆめのハーモニー
歳としを取とるのも悪わるくない
喜よろこび悲かなしみ いつも 歌うたってた

空そらの 彼方かなたにいる君きみへ
もう一度いちど逢あえたなら あの歌うたで
踊おどりませんか?
お酒さけ飲のみながら
部屋へやの明あかり消けして 昔むかしのまま

枕まくらを濡ぬらす夜よるは Lullaby
耳みみを澄すませば愛いとしい声こえが Say Good night
いつの日ひも遥はるか遠とおくから
私わたしを守まもってくれる宝物たからもの

心こころに初恋はつこいのメロディ
幼おさなき日ひに覚おぼえた夢ゆめのハーモニー
お互たがいあの日ひに戻もどれない
それでも 命いのちに代かえて…
一いち番ばん 大事だいじな恋こいの歌うたがある