こっちの生活 歌詞 ん・フェニ ふりがな付

溶とけ出だしたよ 黄色きいろい空そら
遠とおく太陽たいようの熱ねつが
揺ゆらいで真鍮しんちゅうのように流ながれていく

飛とび出だしたら 風かぜが吹ふく
世界せかいは動うごいていたんだね
僕ぼくはまたどうでもいい数すう時間じかんを潰つぶして

拝啓はいけい 君きみは
この季節きせつ何なにをしてるの
僕ぼくは いい加減かげんに
このシャツを着き替がえた方ほうが
いいな

溶とけ出だしたよ 夜よるの闇やみ
それは急きゅうに冷つめたくて
かさついた頬ほおの火照ほてりをさます

声こえがしたら行いってみよう
興味きょうみのそそる方向ほうこうへ
予定よていは特とくにない自由じゆうを噛かみ締しめる

拝啓はいけい 君きみは
この季節きせつ何なにを思おもう
僕ぼくは ようやく今いま
楽たのしみを見みつけ始はじめてる

そっちはどうだい
消きえないことばかりで
君きみの香かおりがしない風かぜが
また僕ぼくを

拝啓はいけい 君きみが
そばにいたあの頃ころを
僕ぼくは ずっと
思おもい出だしてばかりで
空そらは 変かわりゆく
小ちいさな駅えき 君きみを待まっていたこと
灯あかりとか
マフラーの
暖あたたかさ とか