チエミの河内音頭 歌詞 谷島明世 ふりがな付

エーエ
さては一座いちざの皆様みなさまがたへ
ちょいとでましたわたくしは
おみかけどうりの若輩じゃくはいで
ヨーホイホイ
エンヤコラ イエイ イエイ ドッコイセ
七百ななひゃく年ねんの昔むかしから
うたいつづけた河内音頭かわちおんどにのせまして
せいこんこめてうたいましょう
エーエ
歌うたは世よにつれ世よは歌うたにつれ
お国自慢くにじまんの民謡みんようは
ヨーホイホイ
エンヤコラ イエイ イエイ ドッコイセ

北きたじゃ追分おいわけ秋田あきたじゃおばこ
佐渡さどへ渡わたればおけさ節ぶし
上州じょうしゅう名物めいぶつ数かずあれど
かかあ天下でんかに空からっ風かぜ
それに名高なだかい八木節やぎぶしか
三島みしま通とおればノーエ節ぶし
とけて流ながれてノーエ
とけて流ながれてノーエ
とけてサイサイ
白雪しらゆきや朝日あさひにとけるとも
とけちゃならない
ふたりの情なさけ

三島みしまあとに行いくならば
出雲いずも名物めいぶつ安来節やすきぶし
阿波あわやえらいやっちゃ阿波踊あわおどり
踊おどるアホーに見みるアホー
九州きゅうしゅう地方ちほうに行いくならば
黒田節くろだぶしやら鹿児島かごしまおはら
わたしゃみじゅくで
とってもうまくもきっちりじっさい
まことにみごとに読よめないけれど
はっせんやこえのほととぎす
血ちをはくまで
エーも血ちをはくまでも
つとめましょう