非不°脳 歌詞 阪本数奇 ふりがな付

心こころが欲ほっするとこに従したがえども矩のりを超こえず
到達とうたつした悟さとりも一周いっしゅう回まわってつまらんな
歌うたを歌うたう歌唄うたうたいが宿やどした粗末そまつな思想しそうが
巡めぐり巡めぐっていつか世界せかいを飲のみ込こみ渦うずを巻まく
流ながれ移うつる時代性じだいせいは何なにやら糸いと垂たらす傀儡かいらいの
掌てのひらで踊おどる役者やくしゃの嫌いやらしい演技えんぎで現あらわれていく
流動体りゅうどうたいは未いまだ神かみの懐ふところで眠ねむったまま
寝息ねいきを立たてているがそれもいつの日ひにか

選えらばれた僕ぼくこそが眠ねむる床とこにつけば
さぁ始はじまる夢ゆめの舞台ぶたいが
嗚呼ああ
(いや、そうだ、まだまだ黙だまらない、ぼやいて)

ヒプノテックで踊おどれや踊おどれや
眠ねむった赤子あかごの様ようさ
WAKE UP
WAKE ME UP
AWAKE
開眼かいがんは未いまだならず者もののもの

まだまだ眠ねむった流動体りゅうどうたい
我愛你うぉーあいにーたちの集合体しゅうごうたい
とっくに辞やめた鬱状態うつじょうたいも
ふとしたところでフラッシュバック
くたくたになった道徳どうとくと
倫理りんりで巻まいた煙草たばこの味あじは
不味まずくはないが嫌いやだ
煙けむりが全まったく出でないのだから
零こぼれ落おちる自じ堕落者だらくしゃらが
集つどって演やるは反省会はんせいかい
一切いっさい前まえを向むこうとしない
飽和ほうわしたごめんなさいが溢あふれてく
電話でんわの向むこうの声こえは
何なにを宣のたまったのだろうか
何なにか大切たいせつな言葉ことばが紡つむがれた様ような気きが

選えらばれた僕ぼくこそが眠ねむる床とこにつけば
さぁ始はじまる夢ゆめの舞台ぶたいが
嗚呼ああ
(いや、そうだ、まだまだ黙だまらない、ぼやいて)

ヒプノテックで踊おどれや踊おどれや
眠ねむった赤子あかごの様ようさ
WAKE UP
WAKE ME UP
AWAKE
開眼かいがんは未いまだならず者もののもの

ヒプノテックで踊おどれや踊おどれや
眠ねむった赤子あかごの様ようさ
WAKE UP
WAKE ME UP
AWAKE
流動体りゅうどうたいはまだまだ眠ねむったまま