ひとつ 歌詞 まんぷく ふりがな付

許ゆるせないことがありますか
人ひとを信しんじたことがありますか
喜よろこぶあなたの顔かおを見みて
笑わらえたことなどありません

部屋へやのあかりを暗くらくして
許ゆるされないことを考かんがえる
先生せんせいたちはひどく怒おこるけど
この目めで見みたままを書かきました

ただ嬉うれしいこととか悲かなしいことを
知しらずに生いきるのも面白おもしろい
いま全すべて忘わすれてかき混まぜて戻もどせば
君きみも神様かみさまになれるだろう

そりゃ銃じゅうも渡わたされりゃ人ひとも撃うつし
血ちが欲ほしいと言いわれりゃ分わけましょう
誰だれに何なにを言いわれようと
大切たいせつなものだけは捨すてません

ただはっきりした事ことそうでない事ことも
戸棚とだなに隠かくして置おいとこう
いま知しらない誰だれかに開ひらいてもらえば
新あたらしく生うまれ変かわるだろう

夜よるの闇やみに蹴飛けとばされて
街まちのあかりに怯おびえ隠かくれてる
僕ぼくはどこへ歩あるこうか
僕ぼくはどこへ向むかって歩あるこうか

やがて来くる朝あさの光ひかりを
汚よごれた手てで覆おおいたくはないよ
ひとつ最後さいごに聞ききました
君きみはキスしたことがありますか

昨日きのうまで世界せかいになかったもの
今いまたったひとつだけ見みつけたよ
やがて心こころは晴はれるだろう
辛つらい涙なみだにも向むき合あえるだろう