宵々 歌詞 佐藤流司,心之介(ZIPANG OPERA) ふりがな付

良よい宵よいや 良よい宵よいや
さあ舞まいや さあ酔よいや
良よい宵よいや 良よい宵よいや

飲のみ足たりない 物足ものたりない
素晴すばらしい宵よい より謳歌おうかしたい
どれだけ値打ねうちがあっても
実際じっさいそんなもん必要ひつようじゃない
いつもよりも大胆だいたんに
駆かけ抜ぬけてく 颯爽さっそうに
誰だれより高たかい頂いただきに
突つき進すすんで行いこう
疾風迅雷しっぷうじんらい!

鳴なり止やまない
もう止とめられない
心こころの鼓動こどうに耳みみ澄すまして
滾たぎらせた炎ほのおはもう
消きえることはないから

そら騒さわげや 良よい宵よいや
さあ皆みな 舞まい踊おどって
誰だれも彼かれも晴はれやかにさ
心こころのまま唄うたって

誇ほこれや皆みな 良よい宵よいや
声こえも枯からすほどに
今いまも過去かこも抱だき締しめてさ
人生じんせいを笑わらって生いけ
遊あそび尽つくせ この天てん

良よい宵よいや 良よい宵よいや
さあ舞まいや さあ酔よいや
良よい宵よいや 良よい宵よいや

酔よい足たりない
こうなりたいとか
願ねがう度たびに変かわる未来みらい
乞こうご期待きたい 韻いんの具合ぐあい次第しだいで
上あがりまくるオレの位くらい
ほら変かわったな

身体からだから頭あたまん中空なかそらゞぞら
こんな夜よるは二に度どと無ないから
朝あさまで踊おどろう らたた

正真しょうしん正銘しょうめいと背水はいすいの陣じんから見出みだす活路かつろ
今いまこそ証明しょうめいを暗闇くらやみすらも振ふり向むかすと
踊おどる阿呆あほに見みる阿呆あほ
同おなじ阿呆あほうなら踊おどらば色いろとりどりの
お祭まつり囃子ばやしが心こころに寄より添そう

轟とどろかせろ 良よい宵よいや
声こえ揃そろえ唄うたって
誰だれも彼かれも一層いっそう華はなやかに
踊おどり明あかすのさ

誇ほこれや皆みな 良よい宵よいや
素晴すばらしき世界せかいで
昏くらい過去かこも抱だき締しめたら
今いまを笑わらって生いけ
誰だれもが羨うらやむほど
遊あそび尽つくせ この天てん

飲のみ足たりない 物足ものたりない
素晴すばらしい宵よい もっと声こえ上あげな
後先あとさきなんて考かんがえず
現在げんざいを最高さいこうに楽たのしみたい
夜よる更ふける程ほどに
沸わき立たつこの身み
誰だれでも往来おうらい 朝あさまでどうだい
宵よいが明あけるまで騒さわいで行いこうや