愛は 歌詞 丸本莉子 ふりがな付

愛あいは 形かたちのないもの
愛あいは 移うつろい変かわるもの
愛あいは 愛あいは 孤独こどくの裏側うらがわにあるでしょう?

愛あいは 天秤てんびんのように
愛あいは 砂漠さばくのように
愛あいは 愛あいは 求もとめる程ほどに偏かたよるでしょう?

明日あしたが怖こわくて 見みえないことだらけで
幸しあわせだけを 描えがくから いつまでも抜ぬけ出だせないまま

愛あいの満みちてゆく鼓動こどうがもう一度いちど響ひびくなら
穏おだやかな風かぜのように そっと包つつみたい

愛あいに 想おもいを注そそいで
愛あいに 喜よろこび悲かなしみを
愛あいに 愛あいに 小ちいさな芽めが顔かおを出だすでしょう

傷きずつけ合あう為ためじゃなくて 溺おぼれて見失みうしなう為ためじゃなくて
一ひとつに交まじわることもなく 同おなじ景色けしきを眺ながめること

愛あいの満みちてゆく鼓動こどうがもう一度いちど響ひびくなら
静しずかに浮うかぶ月つきのようにそっと照てらしたい

愛あいの満みちてゆく鼓動こどうは幾度いくどなく鳴なり響ひびく
怖おそれないでその手てに 頬ほおに 触ふれて

愛あいの満みちてゆく鼓動こどうが今いまここに響ひびくなら
綺麗きれいなものだけじゃなく 全すべて受うけ止とめたい