沖田総司 歌詞 鳥羽一郎 ふりがな付

指ゆびでさわれば 傷きずつくだろう
君きみは可憐かれんな 白しろい花はな
春はるに背そむいて 新撰組しんせんぐみの
沖田おきた総司そうじは
加茂かもの河原かわらの 月つきに泣なく
花はなよかおりを ありがとう ありがとう

咳せきをこらえて 横よこ向むく顔かおに
君きみはどうして 涙なみだぐむ
胸むねの血ちを吐はく 思おもいをこめて
沖田おきた総司そうじは
許ゆるせみじかい この命いのち
花はなよかおりを ありがとう ありがとう

いまに近ちかづく 時代じだいの朝あさを
君きみは待まってと すがりつく
燃もえて夜空よぞらに 流ながれる星ほしか
沖田おきた総司そうじは
生いきて越こえたい 二十歳はたち坂ざか
花はなよかおりを ありがとう ありがとう