そっとうなじに 手てをやれば
あなたの匂におい こぼれます
優やさしく抱だかれた あの夜よるは
二度にどとはかなわぬ 夢ゆめですか
女おんなにつらい 夜よるが来きて
窓まどに十六夜いざよい こぼれ月づき
ひとつため息いき つくたびに
ガラスの窓まどが 震ふるえます
恋こいしいあなたの 面影おもかげを
忘わすれるその日ひは ありますか
心変こころがわりの その理由わけを
せめておしえて 夜半よわの月つき
痩やせた月づきさえ いつかまた
元もとの姿すがたに 戻もどるのに
あなたの心こころが 返かえる日ひを
待まつのは愚おろかな ことですか
眠ねむれぬままに 夜よが更ふけて
空そらに白々しらじら 名残なごり月づき
そっとうなじにsottounajini 手teをやればwoyareba
あなたのanatano匂nioいi こぼれますkoboremasu
優yasaしくshiku抱daかれたkareta あのano夜yoruはha
二度nidoとはかなわぬtohakanawanu 夢yumeですかdesuka
女onnaにつらいnitsurai 夜yoruがga来kiてte
窓madoにni十六夜izayoi こぼれkobore月duki
ひとつためhitotsutame息iki つくたびにtsukutabini
ガラスgarasuのno窓madoがga 震furuえますemasu
恋koiしいあなたのshiianatano 面影omokageをwo
忘wasuれるそのrerusono日hiはha ありますかarimasuka
心変kokorogaわりのwarino そのsono理由wakeをwo
せめておしえてsemeteoshiete 夜半yowaのno月tsuki
痩yaせたseta月dukiさえsae いつかまたitsukamata
元motoのno姿sugataにni 戻modoるのにrunoni
あなたのanatano心kokoroがga 返kaeるru日hiをwo
待maつのはtsunoha愚oroかなkana ことですかkotodesuka
眠nemuれぬままにrenumamani 夜yoがga更fuけてkete
空soraにni白々shirajira 名残nagoりri月duki