私とあなたの在る世界 歌詞 千菅春香 ふりがな付

手繰たぐり寄よせた 紐ひもの端はし そこに続つづく先さきは無なくて
すこしのため息いきを吐はけど 答こたえは見みえない

行いき場ばを無なくしている その端はしを手てにとり
左指ひだりゆび 三番目さんばんめへ 指輪ゆびわのように結ゆわえ舞まう

ふわふわり ゆらりらと
軽かろやかな足取あしどり そこいらにあるもの全部ぜんぶ 絡からみ繋つなげてゆく
くるくるり 回まわっても
解かいせぬ不条理ふじょうりを 私わたし以外いがいの誰彼だれかれは分わかっているのでしょう

夢ゆめの中なかの夢ゆめでみた 私わたしに よく似にたあなたと
隣となりで笑わらう人達ひとたちに 触ふれられるならば

心こころを溶とかすように 響ひびき続つづける声こえ
存在そんざいの証明しょうめいなど 私わたしには必要ひつようないわ

ぷかぷかり ゆらりらと
浮うかんだ情景じょうけいで そこいらにあるもの全部ぜんぶ 埋うめ尽つくしていくの
くるくるり 回まわっても
この存在そんざいたちを 私わたし以外いがいの誰彼だれかれは分わからないのでしょう

ふわふわり くるくると
答こたえが分わかるまで そこいらにあるもの全部ぜんぶ 繋つなぎつづけてゆく