言いえないことなら
云いえないままでいいから
いつか闇やみは逃にげてゆくさ
朝焼あさやけの中なか
帰かえるとこがなきゃ駆かけ寄よって肩かたを抱だこう
悩なやみならある内うちが"花はな"さ
結むすび目めを解ときゃいい
さぁ裃かみしも脱ぬいだら
風かぜがひゅうるり ひゅうるり 君きみを吹ふいてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕ぼくを吹ふいてゆく
世界せかいなら変かわる物ものの見事みごと
君きみが望のぞむままに七変化しちへんげ
五月雨さみだれ晴はれれば
鯉こいさえ昇のぼれるから
時ときには泣なき崩くずれたって
えぇじゃないか
束つかの別わかれなら不忍池しのばずのいけで待まちつがいい
なにもかも灯ともして見みせよう
にごりえの淵ふちに立たった
鳥とりの影かげを目め出でよう
風かぜがひゅうるり ひゅうるり 君きみを吹ふいてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕ぼくを吹ふいてゆく
今いまある迷まよいは絵え空ぞらの事こと
誰だれが為ために泣ないたの
只ただひゅうるり ひゅうるり 君きみを吹ふいてく
ひゅうるり ひゅうるり 僕ぼくを吹ふいてゆく
世界せかいなら変かわる物ものの見事みごと
君きみが望のぞむままに七変化しちへんげ
~嗚呼ああ~ 独ひとり言ごとでもいいから
僕ぼくだけにそっと分わかる声こえで
嘘うそも罪つみも教おしえて
"世界せかいなら変かわる 物ものの見事みごと 昨日きのうよりも綺麗きれい 何なにも彼かも 七変化しちへんげ"
言iえないことならenaikotonara
云iえないままでいいからenaimamadeiikara
いつかitsuka闇yamiはha逃niげてゆくさgeteyukusa
朝焼asayaけのkeno中naka
帰kaeるとこがなきゃrutokoganakya駆kaけke寄yoってtte肩kataをwo抱daこうkou
悩nayaみならあるminaraaru内uchiがga"花hana"さsa
結musuびbi目meをwo解toきゃいいkyaii
さぁsaa裃kamishimo脱nuいだらidara
風kazeがひゅうるりgahyuururi ひゅうるりhyuururi 君kimiをwo吹fuいてくiteku
ひゅうるりhyuururi ひゅうるりhyuururi 僕bokuをwo吹fuいてゆくiteyuku
世界sekaiならnara変kaわるwaru物monoのno見事migoto
君kimiがga望nozoむままにmumamani七変化shichihenge
五月雨samidare晴haれればrereba
鯉koiさえsae昇noboれるからrerukara
時tokiにはniha泣naきki崩kuzuれたってretatte
えぇじゃないかeejanaika
束tsukaのno別wakaれならrenara不忍池shinobazunoikeでde待machiつがいいtsugaii
なにもかもnanimokamo灯tomoしてshite見miせようseyou
にごりえのnigorieno淵fuchiにni立taったtta
鳥toriのno影kageをwo目me出deようyou
風kazeがひゅうるりgahyuururi ひゅうるりhyuururi 君kimiをwo吹fuいてくiteku
ひゅうるりhyuururi ひゅうるりhyuururi 僕bokuをwo吹fuいてゆくiteyuku
今imaあるaru迷mayoいはiha絵e空zoraのno事koto
誰dareがga為tameにni泣naいたのitano
只tadaひゅうるりhyuururi ひゅうるりhyuururi 君kimiをwo吹fuいてくiteku
ひゅうるりhyuururi ひゅうるりhyuururi 僕bokuをwo吹fuいてゆくiteyuku
世界sekaiならnara変kaわるwaru物monoのno見事migoto
君kimiがga望nozoむままにmumamani七変化shichihenge
~嗚呼aa~ 独hitoりri言gotoでもいいからdemoiikara
僕bokuだけにそっとdakenisotto分waかるkaru声koeでde
嘘usoもmo罪tsumiもmo教oshiえてete
"世界sekaiならnara変kaわるwaru 物monoのno見事migoto 昨日kinouよりもyorimo綺麗kirei 何naniもmo彼kaもmo 七変化shichihenge"