BURAI 歌詞 SiN ふりがな付

雨あめに打うたれる無頼ぶらいが一匹いっぴき
命いのちのままに時代じだいを生いきる
自惚うぬぼれるには矜持きょうじが足たりねえ
自信じしん過少かしょうのおのぼりさん

勝かちも負まけにもならない勝負しょうぶを
無明むみょうの坊主ぼうずが人生じんせいと説とく
切きった張はったの世界せかいの隅すみで
生いき恥はじを晒さらす

風かぜの吹ふくまま無頼ぶらいが一いっ匹ぴき
道みちを歩あるけば鼻はなつまみ者もの
人ひとの容かたちに意味いみはないとさ
他人ひとを騙かたるは中身なかみから

愛あいも知しらねば哀あいも知しらない
Iもなければ相反あいはんしない
すったもんだの世界せかいの隅すみで
逃にげる意味いみを知しる

彷徨さまよい、さすらい
辿たどり着ついた先さきに
栄光えいこうも黄金おうごんもあるわけじゃないけど
明日あしたを生いきたいと思おもうためだけに
ただ今日きょうも、また今日きょうも
歩あるき続つづけるさ

闇やみも恐おそれぬ無頼ぶらいが一匹いっぴき
弥勒菩薩みろくぼさつも怒いかりを覚おぼえた
強つよき者ものにも矜持きょうじがあれば
弱よわき者ものにも美び学がくがあんだ

損そんも得とくにもならない勝負しょうぶを
赤あかの他人たにんが人生じんせいと説とく
切きった張はったの世界せかいの果はてでも
人ひとは笑わらえんだ

彷徨さまよい、さすらい
辿たどり着ついた先さきに
栄光えいこうも黄金おうごんもあるわけじゃないけど
明日あしたを生いきたいと思おもうためだけに
ただ今日きょうも、また今日きょうも
歩あるき続つづけるさ

神かみも恐おそれぬ無頼ぶらいが一匹いっぴき
命いのちのままに時代じだいを生いきる
笑わらうためには矜持きょうじが足たりねえ
自信じしん過少かしょうのおのぼりさん

誰だれのためだか分わからん涙なみだを
無明むみょうの坊主ぼうずが人生じんせいと説とく
切きった張はったの世界せかいの果はてでも
歩あるき続つづけんだ