好きだなんて言えなかった 歌詞 野口五郎,岩崎宏美 ふりがな付

ねぇ 隠かくしてた
ことがある
誰だれも知しらない
あなたへの気持きもち

なぜ あの頃ころの
僕ぼくたちは
自分じぶんに嘘うそを
ついていたんだろう

選えらべずにいた道みち
運命うんめいだと言いって
選えらんできた道みちだけ
人生じんせいだと言いうの

ああ好すきだなんて
言いえなかった
それだけが
言いえなかった

ふれずにいた
唇くちびるにただ
二人ふたりは 心こころを
置おき去ざりにして…

ねぇ 後あと少すこし
さみしさに
気きづけていたら
なにが変かわったの

もう 思おもい出でに
戻もどれない
時じは答こたえを
教おしえてくれない

追おいかけてきた夢ゆめ
輝かがやいても見みえた
あふれてくる愛あいさえ
幻想げんそう-まぼろし-だと決きめて

ああ好すきだとだけ
言いっていれば
ひとことを

言いっていれば
近ちかづくほど
届とどかない距離きょり
二人ふたりは 涙なみだも
伝つたえないまま

もしも許ゆるされるなら
ここからまた
歩あるけたらいいのに

ああ好すきだなんて
言いえなかった
ひとことが
言いえなかった

ふれずにいた
唇くちびるにただ
二人ふたりは 心こころを
置おき去ざりにして…