そりゃそうだよな 歌詞 秋元陽来 ふりがな付

そりゃそうだよな
あの娘こが来月らいげつ式しきを挙あげる
そりゃそうだよな
冷蔵れいぞう庫このもやしは色いろが変かわっていた

確たしかそうだよな
あの日ひは小しょう雨あめが降ふっていて
確たしかそうだよな
いや本降ほんぶりだったか
どうしてだろうなあ
たくさん勉強べんきょうしたのにな
そりゃそうだよな
忘わすれてくことばかりだよ

付つけっ放ぱなしのテレビから垂たれ流ながされてる
明日あした明後日あさって来年らいねんのことばっかり
うるさいなあ 僕ぼくが欲ほしいのは

最近さいきんはずっと郵便ゆうびんポストを探さがしてる
見みつけた日ひにはちょっと元気げんきが出でたりするんだ
距離きょりは測はかれる 数字すうじでわかるんだ
切手きっては今いまいくらなんだろう

そりゃそうだよな
僕ぼくの歌うたは届とどかない
そりゃそうだよな
ライブハウスなんか嫌きらいだし
そりゃそうだよな
こんなことばかり考かんがえて
そりゃそうだよな
あの日ひの未来みらいってこんなか

破やぶれたTシャツだって捨すてられなかった
でも着きることだってもうできないから
どうしようか

僕ぼくが欲ほしいのは
甘あまい匂においと澄すんだ空気くうきに会あえるような
確たしかに夢見ゆめみた1日にちに会あえるような
言葉ことばとメロディと笑顔えがおと手触てざわりを
もう一度いちど抱だきしめる その力ちから
それだけなんだよ

本当ほんとうも嘘うそも
今日きょうも昨日きのうも

せめてもやしは火ひにかける

そりゃそうだよな
あの娘こが明日あした式しきを挙あげる
そりゃそうだよな
誰だれか違ちがうと言いってくれ