涙のバルコニー 歌詞 掛優大 ふりがな付

午前ごぜん中ちゅうから泣ないた日ひは
光ひかりが眩まぶしすぎて誰だれにも会あえないから
閉とじたままのカーテンの中なかで
思おもい描えがく歯形はがたのような
痛いたみ伴ともなう束つかの間まの確たしかなものに
肩かた揺ゆすられたりして

涙なみだのバルコニー屋根やねのない雨宿あまやどり
心こころに風かぜを当あてて少すこしでも晴はれるように
見下みおろした大通おおどおりさっきまであそこで
急いそいでいたひとり

素敵すてきな大人おとなになりたくて
飛とび出だすまま走はしったけど
素直すなおな気持きもちが恋こいしくて
今いまはゆっくり生いきよう

追おいかけていたものが追おい越こしてきたものと
それに気きづいたのも少すこしだけ遅おそかった
それでもいいよね

涙なみだのバルコニー日暮ひぐれは予報よほう通どおり
心こころを乾かわかすだろう人知ひとしれず変かわる街まち
気きづけば季節きせつの折おり置おいて行いくはずの
迷まよいをまた羽織はおり

優やさしい風かぜに促うながされて
溢あふれるまま流ながれていく
切せつない気持きもちは止とめないで
もう少すこしここにいよう

素敵すてきな大人おとなになりたくて
飛とび出だすまま走はしったけど
素直すなおな気持きもちが恋こいしくて
今いまはゆっくり生いきよう