piece of youth 西住流 歌詞 西住みほ(渕上舞),西住まほ(田中理恵) ふりがな付

瞳ひとみ閉とじて 耳みみを澄すませば聞きこえる まだ少すこし幼おさない声こえ
他愛たわいもないおしゃべりで何時間なんじかんでも 笑わらっていられたね

光ひかり差さす渡わたり廊下ろうかも チャイムの音色ねいろも
曖昧あいまいで確たしかな日々ひびを繋つなぐ 大切たいせつなピース

あの頃ころのぼくらはまだ 明日あしたの地図ちずさえ持もたずに
新あたらしい何なにかを探さがしてたんだね
描えがいてた淡あわい夢ゆめも 不意ふいに触ふれた優やさしさも
その一ひとつ一ひとつが ほら ぼくらの「今いま」を作つくってる

何度目なんどめかの季節きせつが巡めぐったある日ひ ふと立たち止どまって気付きづく
目めの前まえには それぞれ違ちがう色いろした道みちがあったんだね

読よみかけの本ほんのしおりも 中庭なかにわの花はなも
風かぜに煽あおられてふわりと舞まう いつもの放課ほうか後ご

雨上あめあがり空そらに咲さいた 鮮あざやかな虹にじの橋はしは
まだ心こころの奥おくで輝かがやいてるから
悔くやしくて泣ないたことも 初はじめて知しった切せつなさも
その一ひとつ一ひとつが ほら そっと背中せなか押おしてくれる

失なくしたもの 手てに入はいれたものは
数かぞえきれないほどあるけれど ありふれた日常にちじょうに隠かくれているよ
きらめく小ちいさなかけらが

あの頃ころのぼくらは...

あの頃ころのぼくらはまだ 明日あしたの地図ちずさえ持もたずに
新あたらしい何なにかを探さがしてたんだね
変かわらない友情ゆうじょうも 果はたせなかった約束やくそくも
その一ひとつ一ひとつが ほら ぼくらの「未来みらい」 作つくってく