Halation 歌詞 mol-74 ふりがな付

覚さめた
今日きょうも
それはずっと
当あたり前まえに
齧かじる
今日きょうをやり抜ぬくための時間じかんの実みを
これと言いって美味うまくもないような顔かおで飲のみ込こんだまま
垂たれ下さがったカーテンを開あけて
部屋べやに差さした朝日あさひ
また、はじまる

絶たえず
僕ぼくは
漂ただよっている
彷徨さまよっている
闇やみを
今日きょうを
抜ぬけ出だしたくて
逃にげ出だしたくて
真まっ暗くらで見みえなかったから求もとめていた光ひかり
なのにやっと見みつけたそれは僕ぼくに眩まぶし過すぎて

ハレーションを起おこしてく1秒びょう先さき
過去かこ以上いじょうに眩まぶしい景色けしき
なのに、ずっと
何故なぜか、ずっと
見みえないでぼやけているんだ
初はじめて目めを開あいた時とき
眩くらんでいたであろう景色けしき
それを僕ぼくは希望きぼうだ、って見みてたのかい?
覚おぼえている訳わけもなくて
思おもい出だせる訳わけもなくて

冷さめた
今日きょうを
それはずっと
当あたり前まえに
もぎり取とって
燃もえるゴミのように捨すてて
のしかかってくるその重おもさに視界しかいは閉とじていくけど

ハレーションを起おこしてる1秒びょう先さき
今いま以上いじょうに眩まぶしい景色けしき
なのに、ずっと
何故なぜか、ずっと
目めを伏ふせて見みたくないんだ
どれほど強つよく瞑つぶろうとも
眼裏がんりを泳およぐ光ひかり
それが僕ぼくの希望きぼうだったあの日々ひびを

まだ手放てばなしはできなくて
忘わすれないでね、みたいな顔かおして
映うつり込こむのは焼やきついた光景こうけい
思おもい出だしてね、みたいな仕草しぐさで
揺ゆり起おこすのは今日きょうを夢見ゆめみてた僕ぼくの声こえだ
僕ぼくの方ほうへ