アンジャベル～母の置き土産～ 歌詞 七音ゆみ ふりがな付

枯葉かれはが青葉あおばに変かわる季節とき
緑みどりの風かぜが誘さそうよに
永久とわの眠ねむりに
ついた母はは
笑顔えがおで私わたしを抱だきしめて
いつも言いってた
口癖くちぐせも
今いまではもう 聞きかれない
ただひたすらに
ひたむきに
愛あいをくれた人ひとでした

野辺のべの送おくりのその前まえに
一人ひとり旅立たびだつ母ははのため
花はなをいれましょ
美うつくしく
"母ははの日ひ"までには届とどくよに
今年ことしも贈おくった
カーネーション
何故なぜか今いま 届とどいたの
今いまも不思議ふしぎな
出来事できごとは
優やさしい母ははの置おき土産みやげ

悲かなしみの淵ふちの深ふかさより
あなたの愛あいの深ふかさ知しり
手向たむける花はなは
カーネーション
笑顔えがおを忘わすれず真まっ直すぐに
それが口癖くちぐせ
おかあさん
私わたしあなたの 娘むすめです
幸しあわせの種たね
蒔まきながら
笑顔えがおわすれず生いきてゆく