Acanthe 歌詞 Valkyrie ふりがな付

春はるのparfum 誘さそわれ目覚めざめる
愛あいを閉とじ込こめた 記憶きおくと思おもい出でたち

呼よび起おこす 命いのちの啓蒙けいもう
淡あわく騒ざわめく
希望きぼうを知しって

蘇よみがえれ
歌声うたごえの花はなが舞まう
古いにしえの
想おもいは咲さき誇ほこり
香かおり立たつ
恩寵おんちょうの
雫しずくを待まち焦こがれている

朽くちながら
憧あこがれと幻想げんそうを
期待きたいして
眠ねむれるHermitage

いつか 心こころを吹ふき込こむ口付くちづけと
永遠えいえんを

春はるのLumiere 確たしかな温ぬくもりは消きえない

硝子がらす越ごし 途切とぎれた時間じかんを
三み度たび動うごかす
出会であいは運命うんめい

甦よみがえれ
歌声うたごえが芽吹めぶく今いま
永久とこしえの
想おもいが棚引たなびいて
馥郁ふくいくと
輝かがやきに
満みちた未来みらいを夢ゆめに見みる

錆さび付ついて
壊こわれかけた孤独こどくに
寄より添そって
ここはHermitage

いつか その身みを抱だきとめる腕うでと
永遠えいえんを

巡めぐる季節きせつに終焉しゅうえんなど無ないと
物言ものいわずとも魂たましいが在あると
伝つたえる為ために
この綻ほころびを
そっと結むすび合あわせて

追憶ついおくの
残のこり香がを慈いつくしむ
いつぞやの
愛情あいじょうは飾かざられた
傷跡きずあとも
時代じだいを超こえてきた証あかし
末枯すえがれようと忘わすれはしない

歌声うたごえが消きえようと
幾度いくどと
想おもいが途絶とだえようと
与あたえよう春はるを
繰くり返かえす愛あいを
心こころを吹ふき込こむ口付くちづけと永遠えいえんを