流れ行く命 歌詞 Gohgo ふりがな付

拝啓はいけい、昨日きのうの自分じぶん
見捨みすてられることなど無ないって、思おもうでしょ?
羅生ラジョウの薄命ハクメイ 気きづいてよ

生うまれて祝いわわれて持もて囃ハヤされてやがてそれは去さり
何処ドコへゆくの
唾棄ダキもて遊あそばれただけの火点ヒトモし頃ゴロの揺ゆらがり
捐スてるなら 愛吹メブくのは止やめてよ

流ながれ行いく命いのちなら生うまれてこなきゃ良よかった
虚仮オドらされ 身みを喰クやし それでも
生いきたいと 生いきたいと
「ボクをなかったことにしないで。」
忘わすれらる命いのちの価値かちは
流ながれるほど軽かるいのですか

大抵たいてい、人ひとは言いう
一生いっしょう一緒いっしょ、好すき、守まもるよとか
次つぎの日ひにはお前まえの事こと飽あきたからもう行いっていいよなんて
何処ドコにも《他の居場所イクトコロ》なんてないのにさ

嗚呼ああ
望のぞまれたい
ねぇ誰だれか
抱だき絞しめてくれよ

流ながれ行いく命いのちなら生うまれてこなきゃ良よかった
目めを枯カらし 血ちをあやし それでも
生いきなきゃと笑わらっても
何なにのため?と世界せかいが囁ササヤく
忘わすれらるあなたが居いなけりゃ
萎シオれる彼岸ヒガンの花はな

会あいたい
会あいたい

閉とじ込こめた過去かこの過アヤマちも痛いたみも
全部ぜんぶ全部ぜんぶ受うけ止とめるよ
「会あいたかった」って言いってくれた君きみはボクの

生いきる全すべてだから

流ながれ行いく命いのちでも生うまれてこれて良よかった
虚仮オドらされ 身みを喰クやし それでも
生いきたいよ 生いきたいよ
「ここにずっと居いてもいいかな?」
忘わすれらる命いのちの終着点サキが
君きみの胸むねの中なかならば
流ながれるのも悪わるくないな