よみ:きょこうのとう feat. NORISTRY,あげいん,じろー from JJこんび
虚構の塔 feat. NORISTRY,あげいん,ジロー from JJコンビ 歌詞
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*Luna×音はつき
- 2022.7.20 リリース
- 作詞
- *Luna , 音はつき
- 作曲
- *Luna
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毎日まいにちは単調たんちょうで 仕事しごとは低調ていちょう
でも マニュアルの通とおり
にらみ合あう数式すうしきと ズレていく正解せいかい
あぁ また平謝ひらあやまり
評定ひょうていは上位じょうい安定あんてい
お守まもり代がわりは「あなたなら"大丈夫だいじょうぶ"よ」
きっと将来しょうらい安定あんてい
幸しあわせのレールが見みえてきた
一ひとつ一ひとつ積つみ上あげてきたんだ
知識ちしきも能力のうりょくも学歴がくれきも
僕ぼくが歩あるいてきた道みちだ
それが幸しあわせの近道ちかみちだ
高たかく高たかく積つみ上あげてきたんだ
プライドも信頼しんらいも称賛しょうさんも
大丈夫だいじょうぶだ 僕ぼくは 大丈夫だいじょうぶ
ダイジョウブ
それなのになぜ こんな息苦いきぐるしくて
繰くり返かえす毎日まいにちは憂鬱ゆううつで
僕ぼくはいつだって最善さいぜんを選えらんできたのに
呪文じゅもんのように張はり付ついたあの言葉ことばも
今いまはもう恨うらめしく思おもえてきて
そうだ そんなお守まもりなんてなくたって
「先輩せんぱい、一杯いっぱい連つれてってくださいよ!」
「悪わるいけど、資料しりょう作つくらないといけないから…」
「じゃあ俺おれ手伝てつだいますよ!」
「いやいや、いいって」
「あー、ここの会社かいしゃ、この前まえ仕事しごとしたんですけど
今いまでも仲良なかよくしてもらってるんで、俺おれだいたいわかりますよ!」
「そういう問題もんだいじゃないだろ…仕事しごとなんだから…」
「まあまあ。とりあえず手伝てつだわせてもらいますから!」
「はあ。明日あした何なんか文句もんく言いわれたら、僕ぼくの責任せきにんになるんだからな」
「後輩こうはいの伸のびしろを信しんじてみてくださいよ♪」
「そんなに世よの中なか、甘あまくないって…」
一ひとつ一ひとつ当あてはめていくんだ
真面目まじめに誠実せいじつに実直じっちょくに
信しんじるべきは嘘うそのない数字すうじ
勝かちの方程式ほうていしきだ
そこに抜ぬけ道みちなど存在そんざいしない
無視むしして上手うまくいくなんてありえない
本当ほんとうにそれで 大丈夫だいじょうぶ?
ダイジョウブ
この毎日まいにちにどこか嫌気いやけが差さして
「どうでも良いい」言葉ことばがこだまして
僕ぼくは間違まちがいだとわかっていたのに
提案ていあんに丸まるめ込こまれてしまった
「先輩せんぱい!昨日きのうの資料しりょう、一発いっぱつOKだったんですか?」
「…ああ」
「いやぁ~よかったですね!向むこうの部長ぶちょうさんもご機嫌きげんでしたよ」
「お前まえ、連絡れんらく取とってんの?」
「よく一緒いっしょにゴルフとか行いくんですよ。先輩せんぱいも今度こんど…」
「橘たちばな、ちょっと来こい」
「今回こんかいのプロジェクト、先方せんぽうから担当たんとうを変更へんこうしてほしいと要望ようぼうがあった」
「え…」
「真面目まじめすぎて面白味おもしろみがないんだとさ、橘たちばなは。……」
逃にげ出だした
本当ほんとうはどこかで
腑ふに落おちてしまった自分じぶんがいた
気きがつけば走はしってた
雑踏ざっとうをかき分わけてどこかへ
もういっそ消きえてしまいたいと思おもった
一ひとつ一ひとつ積つみ上あげてきたのに
真面目まじめに誠実せいじつに実直じっちょくに
でもその先さきがどこに向むかうかも不鮮明ふせんめいで
高たかく高たかく積つみ上あげた塔とうが今いま
思おもい出だしたように崩くずれていく音おとがする
飲のみ込こまれていく
「気きづけばなんとなく見覚みおぼえのある山やまを歩あるいていた
ここなら誰だれにも迷惑めいわくをかけないと思おもったのかも知しれない
こんなときまでクソ真面目まじめな自分じぶんがなんだか笑わらえてしまう
結局けっきょく僕ぼくはどこを目指めざして何なにを積つみ上あげてきたんだろうか」
でも マニュアルの通とおり
にらみ合あう数式すうしきと ズレていく正解せいかい
あぁ また平謝ひらあやまり
評定ひょうていは上位じょうい安定あんてい
お守まもり代がわりは「あなたなら"大丈夫だいじょうぶ"よ」
きっと将来しょうらい安定あんてい
幸しあわせのレールが見みえてきた
一ひとつ一ひとつ積つみ上あげてきたんだ
知識ちしきも能力のうりょくも学歴がくれきも
僕ぼくが歩あるいてきた道みちだ
それが幸しあわせの近道ちかみちだ
高たかく高たかく積つみ上あげてきたんだ
プライドも信頼しんらいも称賛しょうさんも
大丈夫だいじょうぶだ 僕ぼくは 大丈夫だいじょうぶ
ダイジョウブ
それなのになぜ こんな息苦いきぐるしくて
繰くり返かえす毎日まいにちは憂鬱ゆううつで
僕ぼくはいつだって最善さいぜんを選えらんできたのに
呪文じゅもんのように張はり付ついたあの言葉ことばも
今いまはもう恨うらめしく思おもえてきて
そうだ そんなお守まもりなんてなくたって
「先輩せんぱい、一杯いっぱい連つれてってくださいよ!」
「悪わるいけど、資料しりょう作つくらないといけないから…」
「じゃあ俺おれ手伝てつだいますよ!」
「いやいや、いいって」
「あー、ここの会社かいしゃ、この前まえ仕事しごとしたんですけど
今いまでも仲良なかよくしてもらってるんで、俺おれだいたいわかりますよ!」
「そういう問題もんだいじゃないだろ…仕事しごとなんだから…」
「まあまあ。とりあえず手伝てつだわせてもらいますから!」
「はあ。明日あした何なんか文句もんく言いわれたら、僕ぼくの責任せきにんになるんだからな」
「後輩こうはいの伸のびしろを信しんじてみてくださいよ♪」
「そんなに世よの中なか、甘あまくないって…」
一ひとつ一ひとつ当あてはめていくんだ
真面目まじめに誠実せいじつに実直じっちょくに
信しんじるべきは嘘うそのない数字すうじ
勝かちの方程式ほうていしきだ
そこに抜ぬけ道みちなど存在そんざいしない
無視むしして上手うまくいくなんてありえない
本当ほんとうにそれで 大丈夫だいじょうぶ?
ダイジョウブ
この毎日まいにちにどこか嫌気いやけが差さして
「どうでも良いい」言葉ことばがこだまして
僕ぼくは間違まちがいだとわかっていたのに
提案ていあんに丸まるめ込こまれてしまった
「先輩せんぱい!昨日きのうの資料しりょう、一発いっぱつOKだったんですか?」
「…ああ」
「いやぁ~よかったですね!向むこうの部長ぶちょうさんもご機嫌きげんでしたよ」
「お前まえ、連絡れんらく取とってんの?」
「よく一緒いっしょにゴルフとか行いくんですよ。先輩せんぱいも今度こんど…」
「橘たちばな、ちょっと来こい」
「今回こんかいのプロジェクト、先方せんぽうから担当たんとうを変更へんこうしてほしいと要望ようぼうがあった」
「え…」
「真面目まじめすぎて面白味おもしろみがないんだとさ、橘たちばなは。……」
逃にげ出だした
本当ほんとうはどこかで
腑ふに落おちてしまった自分じぶんがいた
気きがつけば走はしってた
雑踏ざっとうをかき分わけてどこかへ
もういっそ消きえてしまいたいと思おもった
一ひとつ一ひとつ積つみ上あげてきたのに
真面目まじめに誠実せいじつに実直じっちょくに
でもその先さきがどこに向むかうかも不鮮明ふせんめいで
高たかく高たかく積つみ上あげた塔とうが今いま
思おもい出だしたように崩くずれていく音おとがする
飲のみ込こまれていく
「気きづけばなんとなく見覚みおぼえのある山やまを歩あるいていた
ここなら誰だれにも迷惑めいわくをかけないと思おもったのかも知しれない
こんなときまでクソ真面目まじめな自分じぶんがなんだか笑わらえてしまう
結局けっきょく僕ぼくはどこを目指めざして何なにを積つみ上あげてきたんだろうか」