七常の風器 歌詞 風男塾 ふりがな付

BUN BUN BUN ……
俺おれの名前なまえは良宗よしむね、街まちで一いち番ばんの情熱じょうねつ男児だんじさ
そしてこいつは炎ほのおのように真まっ赤かに燃もえている 虎舞とらまい羅うすもの刀こぶらとう
人じんを愛あいし思おもいやりの「仁じん」の心こころを持もたない奴やつには
この風かぜ器ぶきは振ふれやしない
「お前まえら、愛あいしてるぜ」

俺おれの名前なまえは丈源じょうげん、正義感せいぎかんだけは誰だれにも負まけやしねえ
そしてこいつは紫光しこうの両刃りょうばが天地てんちを表あらわす 乾坤けんこん紫むらさき刀けんこんしとう
嘘うそ、偽いつわりのない「信しん」の心こころを持もたない奴やつには この風かぜ器うつわは抜ぬけやしない
「お前まえら、信しんじてるぜ」

俺おれの名前なまえは関せき汰た、愛あいと危険きけんはいつも隣となり合あわせさ
そしてこいつは高速こうそくの弾丸だんがん放はなつ 黄き銃じゅうキャリオン
親おやを大切たいせつに思おもう「孝こう」の心こころを持もたない奴やつには この風かぜ器うつわは撃うてやしない
「大丈夫だいじょうぶ、俺おれが守まもってやるぜ」

僕ぼくの名前なまえは鼓太郎こたろう、争あらそいが嫌きらいさ
そしてこいつは龍神たつがみからさずかった 風龍ふうりゅう偃月えんげつ桃ふりゅうえんげつとう
善ぜんと悪あくがわかる「智とも」の心こころを持もたない奴やつには この風かぜ器うつわはにぎれやしない
「みんなここにおいで」

都会とかいに住すむ黒くろいカラスに「生いきる」事こと聞きいてみた
そのカラスは何なにも言いわずに空そらへと羽はばたいた
そして今いま、俺おれたちは人ひとを傷きずつけるためじゃなく
未来みらい切きり開ひらくため この風かぜ器うつわをかざすんだ
BUN BUN BUN ……

俺おれの名前なまえは凛空りく、気合きあいと腕力わんりょく、根性こんじょうの塊かたまりさ
そしてこいつは青鬼あおおに金棒あおきかなぼうといわれた
闘とう青あお魂たましい棒とうせいこんぼう
人ひとの道みちを正ただしく進すすむ「義ぎ」の心こころを持もたない奴やつには
この風かぜ器ぶきは持もてやしない
「誰だれでもかかって来きい」

俺おれの名前なまえは太陽たいよう、男おとこは黙だまって背中せなかで語かたれ
そしてこいつは三みっつの矛ほこ嵐あらしを呼よぶ 兎うさぎ雷電らいでん燈とらいでんとう
危険きけんを恐おそれない「勇ゆう」の心こころを持もたない奴やつには この風かぜ器うつわは担かつげやしない
「お前まえら、逃にげたらあかんで」

俺おれの名前なまえはアラン、自然しぜんを愛あいせよ共感きょうかん
そしてこいつは大地だいちの精霊しょうりょうがくれた 縁えん狂きち輪えんきょうりん
感謝かんしゃを忘わすれない「礼れい」の心こころを持もたない奴やつには この風かぜ器うつわは舞まわせやしない
「なあ一緒いっしょにいかないか」

海うみを泳およぐ白しろいクラゲに「生いきる」事こと聞きいてみた
そのクラゲは光ひかりを放はなちゆらゆらゆれていた
だから今いま、俺おれたちはこの7つの守まもるべき道みちを
一いっ歩ぽずつ踏ふみしめながら 心こころに刻きざむんだ
そして今いま、俺おれたちは人ひとを傷きずつけるためじゃなく
未来みらい切きり開ひらくため この風かぜ器うつわをかざすんだ
BUN BUN BUN ……