夢ゆめのつづきを惜おしむように 夏なつは過すぎて
夜よるのしじまに月つきが昇のぼる
あなたを待まつこの部屋へやに 影かげが伸のびて
秋あきの気配けはいが忍しのび寄よる
許ゆるされぬ恋こいというのなら
せめて今夜こんやはこの月つきを眺ながめて
募つのる想おもいを歌うたに詠よむ 古人こじんのように
長ながすぎる夜よるを持もて余あます
許ゆるされぬ恋こいというのなら
せめてあなたもこの月つきを見みていて
まるい月つきをてのひらの船ふねに乗のせて
風かぜに揺ゆられてどこへ行いこうか
どこへ行いこうか
どこへ行いこうか
夢yumeのつづきをnotsudukiwo惜oしむようにshimuyouni 夏natsuはha過suぎてgite
夜yoruのしじまにnoshijimani月tsukiがga昇noboるru
あなたをanatawo待maつこのtsukono部屋heyaにni 影kageがga伸noびてbite
秋akiのno気配kehaiがga忍shinoびbi寄yoるru
許yuruされぬsarenu恋koiというのならtoiunonara
せめてsemete今夜konyaはこのhakono月tsukiをwo眺nagaめてmete
募tsunoるru想omoいをiwo歌utaにni詠yoむmu 古人kojinのようにnoyouni
長nagaすぎるsugiru夜yoruをwo持moてte余amaすsu
許yuruされぬsarenu恋koiというのならtoiunonara
せめてあなたもこのsemeteanatamokono月tsukiをwo見miていてteite
まるいmarui月tsukiをてのひらのwotenohirano船funeにni乗noせてsete
風kazeにni揺yuられてどこへraretedokohe行iこうかkouka
どこへdokohe行iこうかkouka
どこへdokohe行iこうかkouka