いつだって人ひとは孤独こどくで
足早あしばやに時ときは過すぎゆく
あれはもう ずっとずっと前まえのこと
みんなこの家いえを去さって行いった
燃もえあがる炎ほのおの中なかに
思おもい出でが浮うかんでは消きえて
ここで何なにを待まっていたんだろう
こんなにも永ながく たったひとり
ここは森もりの中なかの一軒家いっけんや
この家いえと森もりが私わたしの世界せかい
ここへ来くる人ひとは誰だれもいないけど
退屈たいくつなんて思おもっていない
今朝けさはいつもより早はやく目めが覚さめたから
森もりの外はずれの古ふるい教会きょうかいに住すんでいる
口くちのきけない牧師ぼくしさんに
焼やきたてのパンを届とどけにゆくの
家いえの裏うらの脇道わきみちをゆくと
とてもきれいな細ほそい川かわがあって
その横よこを通とおるときはいつも
森もりの動物どうぶつたちがやさしく迎むかえてくれる
美うつくしい木々きぎ 透すき通とおる光ひかり
誰だれも何なにも話はなしかけたりしない
まるで時ときが止とまっているように
また同おなじ今日きょうが明あけてゆくよ
Fly high fly 風かぜはどこへゆくの
Fly high fly 私わたしだけをおいて
いつだってitsudatte人hitoはha孤独kodokuでde
足早ashibayaにni時tokiはha過suぎゆくgiyuku
あれはもうarehamou ずっとずっとzuttozutto前maeのことnokoto
みんなこのminnakono家ieをwo去saってtte行iったtta
燃moえあがるeagaru炎honooのno中nakaにni
思omoいi出deがga浮uかんではkandeha消kiえてete
ここでkokode何naniをwo待maっていたんだろうtteitandarou
こんなにもkonnanimo永nagaくku たったひとりtattahitori
ここはkokoha森moriのno中nakaのno一軒家ikkenya
このkono家ieとto森moriがga私watashiのno世界sekai
ここへkokohe来kuるru人hitoはha誰dareもいないけどmoinaikedo
退屈taikutsuなんてnante思omoっていないtteinai
今朝kesaはいつもよりhaitsumoyori早hayaくku目meがga覚saめたからmetakara
森moriのno外hazuれのreno古furuいi教会kyoukaiにni住suんでいるndeiru
口kuchiのきけないnokikenai牧師bokushiさんにsanni
焼yaきたてのkitatenoパンpanをwo届todoけにゆくのkeniyukuno
家ieのno裏uraのno脇道wakimichiをゆくとwoyukuto
とてもきれいなtotemokireina細hosoいi川kawaがあってgaatte
そのsono横yokoをwo通tooるときはいつもrutokihaitsumo
森moriのno動物doubutsuたちがやさしくtachigayasashiku迎mukaえてくれるetekureru
美utsukuしいshii木々kigi 透suきki通tooるru光hikari
誰dareもmo何naniもmo話hanaしかけたりしないshikaketarishinai
まるでmarude時tokiがga止toまっているようにmatteiruyouni
またmata同onaじji今日kyouがga明aけてゆくよketeyukuyo
Fly high fly 風kazeはどこへゆくのhadokoheyukuno
Fly high fly 私watashiだけをおいてdakewooite