よみ:しらみね
白峯 歌詞
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秋あきざれの 真尾まお坂さかに 吹ふき過すぎる 野風のかぜ
藪陰やぶかげの 陵おかに 心こころ思おもう
湿しめる 様ような
木き下闇くだりやみに 籠こめる 雲霧うんむに
苦にがい 荼毘だびの 果はてに 眠ねむる 君きみの
憐あわれを 念おもい 塞ふさぐ
陽月ひづきの 白峯しらみねは 徒夢あだゆめの 別わかれ
濡ぬれ鷺さぎの 一いち輪りんは 影かげも 無なし
厳きびし 御世みよに
在あらせられし 時代じだいは 昔むかし歳どしと
深ぶかい 闇やみの 茨いばらに 身みを 委ゆだね
蔓つるの 巻まくにさえ 払はらい 除のぞく 手ても 無なく
浪なみの 景色けしきは 変へんわらじを
形けい無なく 君きみは 成なりにける
濡ぬれつる 愚僧ぐそうを
呼よばう 聲こえ 響ひびく
振ふる舞まおう 返かえし歌うた
安心あんしんを 極ごくむ 想おもいに 浮うかべるが 良よい
流ながれに 寄よせる 浪なみ
残心ざんしんの 燻いぶる 小舟こぶねの 朽くち果はてしを
此これの 眼めが 手てが 星羅せいらに 殖うえつきふ
彼かれの 捌さばきへの 猛襲もうしゅう
否いなや 君きみよ 痴おこめきの 穢けがれを 絶たえて
聞きき負おえよ 道義どうぎの 聲こえ
奴やつ儕ばらの 為ため做なす 非道ひどうを 震ふるえるが 良よい
糾あざなえる 妬ねたみ婦ふの 陰かげ
国民こくみんの 禍わざわいと 知しれ 憎悪ぞうお 滅罪めつざい
偈げを 哭なを 天魔てんまに 問とう
よも 了おわらねば 啾啾しゅうしゅう
否いなや 君きみよ 痴おこめきの 穢けがれを 絶たえて
慾よく心こころと 二人連ふたりづれ
聞きこゆるは 他たでも 無なき 民たみの 憂うき哭な
魔道まどう 踏ふみ締しめむ 踊躍ようやくの 影かげが
闇やみに 躍おどりて 声高こわだかに 喚わめく
業ぎょう 炎ほのお 暴ぼう 雷かみなり
野の葬そう 紛まがいの 惨酷ざんこくに 就じゅかば
無理むりに 非ひずと 僅わずかでも 覚かくゆ
業ぎょう 炎ほのお 暴ぼう 雷かみなり
怨うらみ 念ねん 戒かい 終ついふ 肯こうふ
高だか 慢かずら 業曝ごうさらしの 楼ろう
業ぎょう 障ささわり 断だん 免罪めんざい
邪道じゃどうの 下した奴やつに 命めいずる 族ぞく (御意ぎょい 御意ぎょい)
奏そう 覧み 憚はばかりらしの 令りょう
族ぞく 類るい 噴飯ふんぱんぞ
寿命じゅみょうを 握にぎり 滅ほろびを 待まち得とく (開ひらき 開かい)
堕落だらくの 怒おこり 尽つきせぬ 谺こだま 鏖みなごろし 殺ころし
詛のろいふ
縦たてし 過すぎしの 閨ねやが
いと 麗うるわしき 玉たまとて
斯かかる 後あとの 御身おんみに 執とりて
総すべては 何なに為しなる
現人あきとの 死出しでに 於おいて
如何いかがな 開ひらきも 有あらざる
我われにも 媚こびぶらぬ 詞ことばの
摯しる 諭さとしが 誄るいに 成なる
衷情ちゅうじょうを 憶おぼえゆと
いこる 心こころ 冷ひやむ
藪陰やぶかげの 陵おかに 心こころ思おもう
湿しめる 様ような
木き下闇くだりやみに 籠こめる 雲霧うんむに
苦にがい 荼毘だびの 果はてに 眠ねむる 君きみの
憐あわれを 念おもい 塞ふさぐ
陽月ひづきの 白峯しらみねは 徒夢あだゆめの 別わかれ
濡ぬれ鷺さぎの 一いち輪りんは 影かげも 無なし
厳きびし 御世みよに
在あらせられし 時代じだいは 昔むかし歳どしと
深ぶかい 闇やみの 茨いばらに 身みを 委ゆだね
蔓つるの 巻まくにさえ 払はらい 除のぞく 手ても 無なく
浪なみの 景色けしきは 変へんわらじを
形けい無なく 君きみは 成なりにける
濡ぬれつる 愚僧ぐそうを
呼よばう 聲こえ 響ひびく
振ふる舞まおう 返かえし歌うた
安心あんしんを 極ごくむ 想おもいに 浮うかべるが 良よい
流ながれに 寄よせる 浪なみ
残心ざんしんの 燻いぶる 小舟こぶねの 朽くち果はてしを
此これの 眼めが 手てが 星羅せいらに 殖うえつきふ
彼かれの 捌さばきへの 猛襲もうしゅう
否いなや 君きみよ 痴おこめきの 穢けがれを 絶たえて
聞きき負おえよ 道義どうぎの 聲こえ
奴やつ儕ばらの 為ため做なす 非道ひどうを 震ふるえるが 良よい
糾あざなえる 妬ねたみ婦ふの 陰かげ
国民こくみんの 禍わざわいと 知しれ 憎悪ぞうお 滅罪めつざい
偈げを 哭なを 天魔てんまに 問とう
よも 了おわらねば 啾啾しゅうしゅう
否いなや 君きみよ 痴おこめきの 穢けがれを 絶たえて
慾よく心こころと 二人連ふたりづれ
聞きこゆるは 他たでも 無なき 民たみの 憂うき哭な
魔道まどう 踏ふみ締しめむ 踊躍ようやくの 影かげが
闇やみに 躍おどりて 声高こわだかに 喚わめく
業ぎょう 炎ほのお 暴ぼう 雷かみなり
野の葬そう 紛まがいの 惨酷ざんこくに 就じゅかば
無理むりに 非ひずと 僅わずかでも 覚かくゆ
業ぎょう 炎ほのお 暴ぼう 雷かみなり
怨うらみ 念ねん 戒かい 終ついふ 肯こうふ
高だか 慢かずら 業曝ごうさらしの 楼ろう
業ぎょう 障ささわり 断だん 免罪めんざい
邪道じゃどうの 下した奴やつに 命めいずる 族ぞく (御意ぎょい 御意ぎょい)
奏そう 覧み 憚はばかりらしの 令りょう
族ぞく 類るい 噴飯ふんぱんぞ
寿命じゅみょうを 握にぎり 滅ほろびを 待まち得とく (開ひらき 開かい)
堕落だらくの 怒おこり 尽つきせぬ 谺こだま 鏖みなごろし 殺ころし
詛のろいふ
縦たてし 過すぎしの 閨ねやが
いと 麗うるわしき 玉たまとて
斯かかる 後あとの 御身おんみに 執とりて
総すべては 何なに為しなる
現人あきとの 死出しでに 於おいて
如何いかがな 開ひらきも 有あらざる
我われにも 媚こびぶらぬ 詞ことばの
摯しる 諭さとしが 誄るいに 成なる
衷情ちゅうじょうを 憶おぼえゆと
いこる 心こころ 冷ひやむ