デメニギス 歌詞 PINOS ふりがな付

深ふかい深ふかい海うみの中なか
光ひかり届とどかないその場所ばしょで
ずっとずっと潜ひそんでいた
醜みにくい姿すがた隠かくすように

空そらを仰あおぐたび
胸むねを焦こがしては
夢見ゆめみている
いつの日ひかそこへ

遠とおい遠とおい海うみの上うえ
光ひかり煌きらめくその場所ばしょに
やっとやっと見みつけたのは
きっと叶かなわぬ想おもいでした

醜みにくい自分じぶんを
責せめては嫌きらって
傷きずつかぬように
深海しんかいの底そこへ

怪けしく光ひかるデメニギス
本当ほんとうは気きづいてほしいだけなのに
外がいの世界せかいには行いけずに
歪ゆがんだ真実しんじつを知しったとしても
ねえどうか遠とおくに行いかないでよ

ただの一度いちどさえも
愛あいされずにいた
一度いちどだけでも
愛あいされたいと
初はじめてそう願ねがった

怪けしく光ひかるデメニギス
涙なみだはとうに枯かれ果はてたのでしょう
その目めは今いま何なにを映うつすの
歪ゆがんだ真実しんじつを知しったとしても
ねえどうかそばにいて

空そらを目指めざすデメニギス
たとえその光ひかり失うしなうとしても
隠かくれることはもうない
歪ゆがんだ自分じぶんでも
綺麗きれいな世界せかいへ憧あこがれること
許ゆるされるかな

深ふかい深ふかい海うみの中なか
醜みにくい姿すがたはもういない