ファースト・キス 歌詞 カタソビ ふりがな付

大人おとなになって因果応報いんがおうほうはそれなりに回まわってきて
もう二に度どと会あわないきみを思おもい出だしては懺悔ざんげするのです

恋こいに恋こいをしていたブレザー
帰かえり道みちに味あじの好このみ漫画まんがの趣味しゅみ
目めも合あわないのに手てだけ繋つないで
階段かいだん一段いちだん登のぼった気きになっていた

好ずきになってあげられなくてごめんね
きみの思春期ししゅんき笑わらってごめんね
あの頃ころ生いき急いそいでた少年しょうねんよ
今いまはぼちぼち楽たのしくやってて
身勝手みがってにあたし願ねがってる

きみの元もとカノはあたしの友達ともだちで
狭せまい校舎こうしゃでは全部ぜんぶ筒抜つつぬけで
二番目にばんめの彼女かのじょなんて
ナンバリングされてる気きがして虚むなしくなって
きみを疑うたがってたんだあたしに告白こくはくした理由りゆうは
あの子この面影おもかげまだ感かんじてたいんでしょ

好ずきになってあげられなくてごめんね
きみの不器用ぶきよう許ゆるせなくてごめんね
葛藤かっとうにまみれていたあの少年しょうねんが
それなりに愛あいされていますように
大おおきなお世話せわって怒いかってよ

あっち行いけってあの手てこの手てで無邪気むじゃきに傷きずつけたのに
きみは諦あきらめが凄すごぶる悪わるくてその根気こんきに負まけて
ファースト・キスはあたしの部屋へや
灯あかりは全部ぜんぶ消けして触ふれた唇くちびるが熱あついのに
何なにか失うしなったような気きがしていた
最初さいしょで最後さいごのきみとのキス

少すこし好すきになってたんだごめんね
別わかれ際ぎわも最低さいていでごめんね
たまに夢ゆめに出でてくるよ連絡れんらくはしないよ
街まちで会あっても声こえすらかけないけど
人生じんせいどうか謳歌おうかしててなんて
身勝手みがってで大おおきな大おおきなお世話せわで
こんな歌うた作つくってしまう程度ていどにはきみを覚おぼえてる