よみ:おもりとぶき
御守りと武器 歌詞
-
鶴丸国永,伊達政宗,梵天丸,虎哉宗乙
- 2023.7.12 リリース
- 作詞
- 浅井さやか(One on One)
- 作曲
- 和田俊輔
- 編曲
- 和田俊輔
友情
感動
恋愛
元気
結果
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殿との 申もうし上あげます
天下てんかはまだ定さだまっておりません
私わたしのことはお気きになさらず
殿どのは 殿とのの大義たいぎに従したがい
突つき進すすみくださいませ
「…愛めご」
ご安心あんしんください
二ふたつの御守おもりが
ありますから
「二ふたつの御守おもり…?」
一ひとつは懐剣かいけん
いざという時とき
この身み 守まもり抜ぬきます
もう一ひとつは
これです
「『京きょうに出立しゅったつする折おりに殿とのからいただいた…御守おまもり』」
殿どのの心こころ宿やどる
御守おもり…
幼おさなき折おり、片目かため失うしない
醜みにくき己おのれを忌いみ嫌きらった
だが知しった
筆ふで一ひとつで繋つながる
ひともじ ひともじ
筆ふで一ひとつで広ひろがる
ひともじ ひともじ
筆ふで一ひとつで拓ひらける
ひともじ ひともじ
「…歌うたを詠よむことで己おのれの心こころと向むき合あい、
文ぶんを書かくことで多おおくの者ものと想おもいを分わけ合あった。
私わたし一人ひとりではどこへも行いけぬ。ここでただ生いきることもままならぬ…」
筆ふでは、
刀がたなに勝まさるとも劣おとらぬ…
「私わたしの武器ぶきとなった。…そのはじめを愛めごに託たくそう」
あなたの
ことはじめ
大切たいせつにいたします
あなたの
物語ものがたりを
心ここにしまって…
「ああ……いけませんな、年としを重かさねますとどうも涙腺るいせんが緩ゆるくなってしまう。
えーごほん!」
「そんな最中さいちゅう……大崎おおさき・葛西かさいにて一揆いっきが発生はっせい!
それを政宗まさむねが煽動せんどうしているというあらぬ噂うわさが立たち、
政宗まさむねはその弁明べんめいに追おわれることとなったのです」
疑うたがいを晴はらさねば!
この筆ふでで…
これは、負まけられぬ戦たたかじゃ
武器ぶきを持もて!
各所かくしょへ 各所かくしょへ
送おくる書状しょじょうが
私わたしを守まもる鎧兜よろいかぶと
斬きれ味あじ鋭するどき刀かたな
筆ふでよ
書状しょじょうよ
私わたしを守まもれ…!!
「頼たのむぞ」
「はっ!」
天下てんかはまだ定さだまっておりません
私わたしのことはお気きになさらず
殿どのは 殿とのの大義たいぎに従したがい
突つき進すすみくださいませ
「…愛めご」
ご安心あんしんください
二ふたつの御守おもりが
ありますから
「二ふたつの御守おもり…?」
一ひとつは懐剣かいけん
いざという時とき
この身み 守まもり抜ぬきます
もう一ひとつは
これです
「『京きょうに出立しゅったつする折おりに殿とのからいただいた…御守おまもり』」
殿どのの心こころ宿やどる
御守おもり…
幼おさなき折おり、片目かため失うしない
醜みにくき己おのれを忌いみ嫌きらった
だが知しった
筆ふで一ひとつで繋つながる
ひともじ ひともじ
筆ふで一ひとつで広ひろがる
ひともじ ひともじ
筆ふで一ひとつで拓ひらける
ひともじ ひともじ
「…歌うたを詠よむことで己おのれの心こころと向むき合あい、
文ぶんを書かくことで多おおくの者ものと想おもいを分わけ合あった。
私わたし一人ひとりではどこへも行いけぬ。ここでただ生いきることもままならぬ…」
筆ふでは、
刀がたなに勝まさるとも劣おとらぬ…
「私わたしの武器ぶきとなった。…そのはじめを愛めごに託たくそう」
あなたの
ことはじめ
大切たいせつにいたします
あなたの
物語ものがたりを
心ここにしまって…
「ああ……いけませんな、年としを重かさねますとどうも涙腺るいせんが緩ゆるくなってしまう。
えーごほん!」
「そんな最中さいちゅう……大崎おおさき・葛西かさいにて一揆いっきが発生はっせい!
それを政宗まさむねが煽動せんどうしているというあらぬ噂うわさが立たち、
政宗まさむねはその弁明べんめいに追おわれることとなったのです」
疑うたがいを晴はらさねば!
この筆ふでで…
これは、負まけられぬ戦たたかじゃ
武器ぶきを持もて!
各所かくしょへ 各所かくしょへ
送おくる書状しょじょうが
私わたしを守まもる鎧兜よろいかぶと
斬きれ味あじ鋭するどき刀かたな
筆ふでよ
書状しょじょうよ
私わたしを守まもれ…!!
「頼たのむぞ」
「はっ!」