呼吸率 歌詞 水槽 ふりがな付

息いきしないことで生いきていくから
無理むりやり水面すいめんで日々ひびしてくから
夜よるの始はじまりを祝いわおう僕ぼくら
のどっか尖とがったままの欠落けつらくを

朝あさを閉しめ切きったドアの向むこう
またあなたが泣ないている
あんなことしたくなかったって今更いまさら思おもった

起おきた 君きみのこと忘わすれてた
花ばな開ひらいた 窓まど写うつすライカ
湯掻ゆがいた心こころ 水みずにさらした
痛いたい痛いたい切きり傷きず 歪ゆがんだ逃にげ水みず
きっとうまくいくはずだった

今日きょうが終おわって、今日きょうが終おわって、
ねえ何なにが悲かなしいの?何なにが苦くるしいの?
全部ぜんぶわからないけど
この脚あしは動うごかない立たてないままで
崩くずれ落おちた生活せいかつで
消きえたい間違まちがえたの呼吸こきゅう率りつ

息いきしないことで生いきていくから
無理むりやり水面すいめんで日々ひびしてくから

無力むりょくな鯨くじらは漂ただよいをやめ
実弾じつだんを込こめたリボルバーを構かまえて
結局けっきょくは撃鉄げきてつも枯かれる
あまりにも凡庸ぼんようなエンパス

まだ怒いかってるとは言いえないまま
だって誰だれも傷きずつかないのが良よいや
揺ゆれる東京都とうきょうと 珊瑚礁さんごしょう
こっからはどうやら雨あめ予報よほう

知しりたくないでしょこんな感情かんじょう
二に度どと

マシな人生じんせいだと踏ふんでたもんで
「騙だまされたと思おもって」で飲のんだ処方箋しょほうせん
いなかったモーセ
雄弁ゆうべんなようで空からっぽな答弁とうべん
鳴なりだすなサイレン

諦あきらめた目めに慣なれた
きらめいた幻まぼろしだ

通かよい続つづける病棟びょうとうの窓まど
ある日ひ壊こわれたならどうしたらいい
大丈夫だいじょうふがどこにも見当みあたらないの
僕ぼくだけを沈しずめてく呼吸こきゅう率りつ

息いきしないことで生いきていくから
無理むりやり水面すいめんで日々ひびしてくから

生活せいかつの中なかに投薬とうやくを咲さきかす
解とけない魔法まほうがこの世界せかいにあるなら
結局けっきょくは撃鉄げきてつも枯かれる
あまりにも凡庸ぼんようなエンパス