故郷よ～夢はるかに～ 歌詞 小林金雄 ふりがな付

山やまよ川かわよ 空そらのかなたに呼よびかける
父ちちよ母ははよ 恋こいし故郷こきょう
野蒜のびるを摘つんだ 春はるの山やま
歌うたに芝居しばいの 秋あきの夜よる
逢あいたいなぁ故郷こきょうよ 雪ゆきの会津あいづよ
懐なつかしい思おもい出でが 胸むねに沁しみてくる

寒さむい冬ふゆも 休やすむことなく野良仕事のらしごと
まるい背中せなか 今いまも浮うかぶよ
手作てづくりの味あじ つめこんだ
荷物にもつ届とどけば 嬉うれしくて
逢あいたいなぁおふくろよ 優やさし面影おもかげ
ありがとうつぶやけば ほろり泣なけてくる

時じは流ながれ 故郷くにの訛なまりは薄うすれたが
忘わすれ難がたき 愛いとおし故郷こきょう
夢ゆめを抱いだいた あの頃ころの
友ともよ変かわりは ないだろか
逢あいたいなぁ故郷こきょうよ きっと帰かえるよ
盃さかずきをかたむけて 語かたり明あかそうよ