月徒陰陽開心 歌詞 天地 ふりがな付

今宵こよい 集つどえ 約束やくそくの地ちへ
何人なんぴとたりとも 拒こばまぬ
惑まどう魂たましい その渇望かつぼうを
すべて捧ささげよ

業ごうを煮にやす太陽たいよう
抗あらがうよりも 宥なだめてみせよ
身みを焦こがす葛藤かっとう
月つきと誓ちかって 癒いやして進しんぜよう

「皓月こうげつ千里せんりの加護かごを」

歌うたい給たまえ ヒトも成ならざるも
然さらば明日あしたの道開みちあけかれん
―月つき徒と陰陽いんよう開心かいしん―
皆みな 等ひとしく 煌きらめくため

祈いのり給たまえ ヒトも成ならざるも
月下げっかの夜想やそう 巡めぐり合あう試練しれん
「それは他者たしゃを赦ゆるす事こと」と
主しゅは問とうのであろう

宇宙うちゅうの虚空こくう 無限むげんの境さかいで
我われら映うつせば 芥子粒けしつぶ
だが確たしかに 互たがいを想おもい
今いまを生いきている

個こを求もとむ共鳴きょうめい
諍いさかいよりも 調和ちょうわと 奏そうを
新しん時代じだい 黎明れいめい
月つきの真しんの 導みちびきを胸むねに

「雪月ゆきづき風花かざばなの詩歌しいかよ」

時じ来きたれり 悪夢あくむの浄化じょうかを
悼いたむ心こころ 切せつな抱擁ほうよう
―月つき徒と陰陽いんよう会心かいしん―
皆みな 望のぞまれ 在あるがままに

風ふうと去さりぬ 遍あまねく憎悪ぞうおよ
連鎖れんさを断たち さあ羽搏はばたけ
「何故なぜに生うまれ堕おちたのか」と
共ともに見みつめよう

「皓月こうげつ千里せんりの加護かごを」

歌うたい給たまえ ヒトも成ならざるも
然さらば明日あしたの道開みちあけかれん
―月つき徒と陰陽いんよう開心かいしん―
月つきの雫しずく 世よを癒いやして

祈いのり給たまえ ヒトも成ならざるも
月下げっかの夜想やそう 巡めぐり合あう試練しれん
「それは他者たしゃを愛あいす事こと」と
辿たどり着つくであろう