平行線の美学 歌詞 コメティック ふりがな付

断線だんせん間近まぢかの憂鬱ゆううつを耐たえきってつぶやく
どうせ期待きたいを越こえない予定よてい調和ちょうわだって

私わたしは違ちがうって乱みだれない隊列たいれつ
自己じこ主張しゅちょうはめいっぱい

そんなもんだよ、誰だれかが言いう
「気きにしすぎてるんじゃない?」
違ちがうって言いう私わたしがおかしいみたい

なるほど、尊重そんちょうすべきは個性こせいで
転ころぶように罠わなはって
失敗しっぱいは餌えさになって糧かてになりがちなんだね
それで誰だれか幸しあわせになるんですか?

あぁ やなかんじだ
独ひとりぼっちが恋こいしくってさ
呼吸こきゅうするように相槌あいづちをうつ
私わたしはいらないな

余白よはくが嫌きらいな原因げんいんは自分じぶんがないから
それならまっさらなまま息いきをしていたい
反抗はんこうって恒例こうれいの定期ていき行事ぎょうじみたい
理解りかいは特とくにいらない

難むずかしいことなんてないよ
ただそこにあるだけ
達観たっかんじゃなくてありのままあるだけ

一般いっぱんのキャパシティ、多種たしゅ多様たようなカテゴリ
君きみが「そう」なら「そう」だ

「君きみが知しりたい」
言いわれてもね、きっとね
キャパオーバーだね
嫌きらいな訳わけじゃなくて虚むなしいんだ

あぁ やなかんじだ
私わたしは私わたしでありたい
君きみは君きみでいればいい
それでいいね

どこにも存在そんざいしない色いろが
私わたしの中なかに息いきづいている
はじまりは誰だれだって独ひとり
知しってて手てを伸のばしたんだ

真まっすぐは斜ななめに負まけて曲まがらない
曲まがらない線せんと線せんは交まじわらない
並走へいそうして触ふれ合あう テリトリーの中なかで
手てを繋つなげたならいいね

あぁ まだやなかんじだ
次つぎは何なにを諦あきらめますか?
張はり付つきがちな笑顔えがお
そんな子こじゃなかった。だなんて

見みえ透すいた答こたえだね
それも全部ぜんぶ予想よそうしてたんだ
空想くうそう上じょうの私わたしならもうそこにいない

透明とうめいな自由じゆう それはきっと
誰だれの中なかにも息いきづいている
借かり物ものは全部ぜんぶ返かえすよ
何なにの意味いみもない優劣ゆうれつを

競きそうのに疲つかれたんだ