よみ:ぐらでーしょんかごのひとしんせいとしんせかいのきゅうてんいち (feat. なのるなもない, AMI)
グラデーション化後の人新世と新世界の急転位置 (feat. なのるなもない, AMI) 歌詞
-
Da Vinci's Skull Pass
- 2023.12.27 リリース
- 作詞
- AMI , Synesthesia , なのるなもない
- 作曲
- 富樫春生
- 編曲
- 富樫春生
友情
感動
恋愛
元気
結果
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明治めいじ神宮前じんぐうまえ駅えき6番ばん出口でぐち
駆かけ込こむエレベーターに同乗どうじょうは
トランク引ひく国籍こくせき不明ふめいの少女しょうじょ
少すこしは右みぎに寄よれよ
スペース無視むしした立たち位置いち
わりと接近せっきん気味ぎみでも無表情むひょうじょう
何なにこれ、国くにの違ちがい?
地上ちじょうへの数秒すうびょう間かん
調子ちょうし良よければ声こえかけたかも
Where do you from?
23時じ過すぎても尚なお残のこる
レッドピノノワール二日酔ふつかよい
扉とびら開ひらき広ひろがる秋あきの表参道おもてさんどう
原宿はらじゅく渋谷しぶやWonderland
ガラガラと交差点こうさてんに向むかう少女しょうじょは
これからどこに行いくのだろう
何なん十じゅう年ねんも前まえにこの通とおりで
別わかれた女おんなの背中せなかと
去さっていくその景色けしきが重かさなった
霞がすみを振ふり解ほどき俺おれは
コープオリンピアの裏道うらみちへと進すすむ
ガタガタと新宿しんじゅくに向むかう埼京さいきょうが
水無みずな橋ばしの足元あしもとを過すぎてゆく
渋谷しぶやを去さる人々ひとびとと
人気にんきの無ない代々木よよぎ体育館たいいくかん横よこを
ファイヤー通どおりへ向むかう
スクランブルやセンターの雑踏ざっとう
鬱陶うっとうしくなったのは
いつからだろうか
道玄坂どうげんざかや円山まるやま辺あたりならともかく
場所ばしょによっちゃ渋谷しぶや駅えきを使つかわなくなった
コルネットを右折うせつして
CAMELOTに到着とうちゃくする
エントランスはいつものごとく顔かおパス
ハネ物ぶつの流行はやりのトラップ中ちゅうを
一通ひととおり周まわっても知しった顔かおぶれは無なく
カウンターで何ヶ月なんかげつか前ぜん
ここで音おとの話はなしをした
外資がいし系けいOLが男おとこに酒さけを買かわせてる
目めが合あったので会釈えしゃく
何なにを思おもってんのか
どこか残念ざんねんそうな表情ひょうじょう
酒さけも入はいらないし
ネムレルや修験道しゅげんどうやカネコさんを
待まつ気分きぶんでも無なくなった
今日きょうはブギーバックにでも
寄よって帰かえることにして
店てんを後あとにする
もう二に度どとない
同おなじ夜よるは選えらべない
最初さいしょからわかっていたのは神様かみさま
いつもみえているのは幻まぼろし
夜よるになると少すこし肌寒はださむく 外套がいとうを身みに纏まとう
刈かり入いれの後あとのような伽藍がらん堂どうな寂さびしさと青あおの中なかを歩あるこう
喜怒哀楽きどあいらく 起承転結きしょうてんけつ 始はじまりも終おわりも無ないような物語ものがたりに何なにを見みる
目めは開ひらいているだけで何なにも映うつしてはいないのに
思おもえばそこには誰だれもがいる 浮うかんでは消きえていく
幻まぼろしやたらればの先さきなんてまあたかが知しれている
ちっぽけさを握にぎりしめて眩まぶしさを握にぎりつぶしたのなら
どちらがご主人しゅじん様さま 物質ぶっしつ世界せかいの囚人しゅうじん 精神せいしん世界せかいの分身ぶんしん
氷こおりの様ような自分じぶんと子供こどもの心こころ
小ちいさな幸しあわせと怖こわいほどの欲望よくぼう
曖昧模糊あいまいもことしたもやもやをそのままにして
ハイハイする赤あかちゃんみたいに可愛かわいくないでかい図体ずうたいと
怖こわいくらいくっだらねえプライド イタイイタイとぶらさげ毎日まいにち
毎日まいにち 焼やかれてる 鉄板てっぱんの上うえをたい焼やきみたいに
暑あつい なのに寒さむいや 何時なんじ もう早はやくハリーアップ
汝なんじ 病やめる時ときも自みずからを傷きずつけて糧かてを得えてる
でこぼこ あべこべ 傷きずだらけのなれそめ
かれこれ いつからか ポコアポコしゃれこうべ
平日へいじつでも賑にぎわいカウンターに人ひとだかる
辿たどり着ついたMUSIC BAR Boogie Back
昔むかしNCCのイベント出でてた
今いまじゃ売うれっ子こDJが
回まわしてるBoom bap
キッチンの奥おくで電話でんわしてる
K-Boogieさんへの挨拶あいさつは後あとにして
ブース近ちかく腰掛こしかけDJと目めが合あうが
完全かんぜんにされたシカト
こういう奴やつは昔むかしからそのうち消きえる
交代こうたいのDJと笑顔えがおで交かわしてる挨拶あいさつ
俺おれには目めもくれず
向むかうカウンター
丁度ちょうど戻もどって来きた
K-Boogieさんが
神妙しんみょうな顔かおで何なにやら話はなしかけてる
「さんぞー、昨日きのう亡なくなったらしい」
「え、マジすか?こないだファミリーで会あったんすけど」
やっぱそっか
我われが生涯しょうがいに一片いっぺんの
やんなきゃいけねえ事こと
全然ぜんぜんあんじゃん
駆かけ込こむエレベーターに同乗どうじょうは
トランク引ひく国籍こくせき不明ふめいの少女しょうじょ
少すこしは右みぎに寄よれよ
スペース無視むしした立たち位置いち
わりと接近せっきん気味ぎみでも無表情むひょうじょう
何なにこれ、国くにの違ちがい?
地上ちじょうへの数秒すうびょう間かん
調子ちょうし良よければ声こえかけたかも
Where do you from?
23時じ過すぎても尚なお残のこる
レッドピノノワール二日酔ふつかよい
扉とびら開ひらき広ひろがる秋あきの表参道おもてさんどう
原宿はらじゅく渋谷しぶやWonderland
ガラガラと交差点こうさてんに向むかう少女しょうじょは
これからどこに行いくのだろう
何なん十じゅう年ねんも前まえにこの通とおりで
別わかれた女おんなの背中せなかと
去さっていくその景色けしきが重かさなった
霞がすみを振ふり解ほどき俺おれは
コープオリンピアの裏道うらみちへと進すすむ
ガタガタと新宿しんじゅくに向むかう埼京さいきょうが
水無みずな橋ばしの足元あしもとを過すぎてゆく
渋谷しぶやを去さる人々ひとびとと
人気にんきの無ない代々木よよぎ体育館たいいくかん横よこを
ファイヤー通どおりへ向むかう
スクランブルやセンターの雑踏ざっとう
鬱陶うっとうしくなったのは
いつからだろうか
道玄坂どうげんざかや円山まるやま辺あたりならともかく
場所ばしょによっちゃ渋谷しぶや駅えきを使つかわなくなった
コルネットを右折うせつして
CAMELOTに到着とうちゃくする
エントランスはいつものごとく顔かおパス
ハネ物ぶつの流行はやりのトラップ中ちゅうを
一通ひととおり周まわっても知しった顔かおぶれは無なく
カウンターで何ヶ月なんかげつか前ぜん
ここで音おとの話はなしをした
外資がいし系けいOLが男おとこに酒さけを買かわせてる
目めが合あったので会釈えしゃく
何なにを思おもってんのか
どこか残念ざんねんそうな表情ひょうじょう
酒さけも入はいらないし
ネムレルや修験道しゅげんどうやカネコさんを
待まつ気分きぶんでも無なくなった
今日きょうはブギーバックにでも
寄よって帰かえることにして
店てんを後あとにする
もう二に度どとない
同おなじ夜よるは選えらべない
最初さいしょからわかっていたのは神様かみさま
いつもみえているのは幻まぼろし
夜よるになると少すこし肌寒はださむく 外套がいとうを身みに纏まとう
刈かり入いれの後あとのような伽藍がらん堂どうな寂さびしさと青あおの中なかを歩あるこう
喜怒哀楽きどあいらく 起承転結きしょうてんけつ 始はじまりも終おわりも無ないような物語ものがたりに何なにを見みる
目めは開ひらいているだけで何なにも映うつしてはいないのに
思おもえばそこには誰だれもがいる 浮うかんでは消きえていく
幻まぼろしやたらればの先さきなんてまあたかが知しれている
ちっぽけさを握にぎりしめて眩まぶしさを握にぎりつぶしたのなら
どちらがご主人しゅじん様さま 物質ぶっしつ世界せかいの囚人しゅうじん 精神せいしん世界せかいの分身ぶんしん
氷こおりの様ような自分じぶんと子供こどもの心こころ
小ちいさな幸しあわせと怖こわいほどの欲望よくぼう
曖昧模糊あいまいもことしたもやもやをそのままにして
ハイハイする赤あかちゃんみたいに可愛かわいくないでかい図体ずうたいと
怖こわいくらいくっだらねえプライド イタイイタイとぶらさげ毎日まいにち
毎日まいにち 焼やかれてる 鉄板てっぱんの上うえをたい焼やきみたいに
暑あつい なのに寒さむいや 何時なんじ もう早はやくハリーアップ
汝なんじ 病やめる時ときも自みずからを傷きずつけて糧かてを得えてる
でこぼこ あべこべ 傷きずだらけのなれそめ
かれこれ いつからか ポコアポコしゃれこうべ
平日へいじつでも賑にぎわいカウンターに人ひとだかる
辿たどり着ついたMUSIC BAR Boogie Back
昔むかしNCCのイベント出でてた
今いまじゃ売うれっ子こDJが
回まわしてるBoom bap
キッチンの奥おくで電話でんわしてる
K-Boogieさんへの挨拶あいさつは後あとにして
ブース近ちかく腰掛こしかけDJと目めが合あうが
完全かんぜんにされたシカト
こういう奴やつは昔むかしからそのうち消きえる
交代こうたいのDJと笑顔えがおで交かわしてる挨拶あいさつ
俺おれには目めもくれず
向むかうカウンター
丁度ちょうど戻もどって来きた
K-Boogieさんが
神妙しんみょうな顔かおで何なにやら話はなしかけてる
「さんぞー、昨日きのう亡なくなったらしい」
「え、マジすか?こないだファミリーで会あったんすけど」
やっぱそっか
我われが生涯しょうがいに一片いっぺんの
やんなきゃいけねえ事こと
全然ぜんぜんあんじゃん