風邪ひくなよ (feat. 石風呂) 歌詞 IA ふりがな付

最低さいていな日ひだ 今いままでもそんな感かんじなんだけど
朝あさは苦手にがてだ 気持きもちは痛いたいままに起おきなくちゃ
なんだか今いまは 言葉ことばのひとつも届とどかないような
1Kの部屋へやで籠こもって泥どろのように生いきたいな

きっと僕ぼくには優やさしい気持きもちは無ない
したたかに生いきる裏うらワザも無ないね
なくなくない
泣なく泣なくなくない
木枯こがらしがもう襟えりを叩たたくんだ

ひゅるんるんるん 北風きたかぜが吹ふいたら
なんだかほろりこぼれていく涙なみだを見みていた
どうしようもないまま立たち尽つくしたら
風邪かぜを引ひくよ、
家いえへ帰かえろう

最低さいていなまま 要いらないお菓子かし
ちょっと頬張ほおばって
やっぱ要いらねぇな...
当あたり前まえの気持きもち飲のみ込こんだ
大事だいじなことは 口くちに出ださないで生いきていくんだって
決きめたとこで悪わるいけど 誰だれも知しりようがないよ

きっと僕ぼくには天賦てんぷの才さいなど無ない
いかにもな運命うんめいだなんて背負せおっちゃいない
飯めしのこと
家賃やちんのこと
木枯こがらしがもう
窓まどを撫なでるんだ

ひゅるんるんるん 北風きたかぜが吹ふいたら
なんだか店みせの扉とびらから漏もれ出だす灯あかりが
どうしようもなく寂さびしく思おもえたなぁ
気きまぐれでも
路地裏ろじうらでよォ
口笛くちぶえでも鳴ならしてやろう

枯かれた花はなとか
泥どろの池いけとか
今いまじゃツブれた駄菓子屋だがしや
見みえちゃいない
もう見みえちゃいない
風かぜは吹ふけど…

ひゅるんるんるん 北風きたかぜが吹ふいたら
なんだかほろりこぼれていく涙なみだを見みていた
どうしようもないまま立たち尽つくしたら
風邪かぜを引ひくよ、
家いえへ帰かえろう