よみ：HETERODOXY
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もう忘わすれたはずの 遠とおい日ひの残像ざんぞうが
まだ貴女あなたの中なかで 這はい回まわり 爪つめを出だして
暗くらく深ふかく 語かたる 罪つみ花はな
つたう 蜜みつの味あじ
触ふれる 雷火らいか 醒さめるまで
さぁ
応こたえのない その 罪つみと踊おどれ
傷きずに浮うかんだ 懺悔ざんげを
清廉せいれんに 憐憫れんびんに 躱かわす
堕おちて悦楽えつらく このまま
奥底おくそこまで
偽いつわりを纏まとう 告解こっかい室しつで
裏うらの顔かおを 隠かくして微笑ほおえみ
演えんじ切きれば いけるのでしょう?
飼かわれて 罪つみ開ひらき
惰おこたして 戻もどれず
択えらんで
愚者ぐしゃの檻おりだと 言いうの ならば
堕おちて裂さいて 啜すする対価たいか
「いつか 救すくわれる」
舌したの上うえに こぼれた 嘘うそ 飲のみ干ほせ
壊こわして 愚おろかな 中枢ちゅうすうなど
傷きずを抉えぐった 言葉ことばで
攻撃こうげきの 矛先ほこさきを 変かえて 自分じぶんを守まもる?
それなら
飽あきれるほど
貴女あなたも 僕ぼくと変かわらない
バレたなら 舌先したさき出だして
裏うらの顔かおを 見みせるのでしょう?
迷まよい人びとは
時ときも忘わすれ 列れつを成なす
苦くるしみを 癒いやす ために
救すくいの袖そでを ひいて
壊こわして 愚おろかというの ならば
必要ひつようのない 救いかみなら
縋すがる先さき 探さがして 迷まよう?
懺悔ざんげの雨あめ 浴あびて享楽きょうらく
満みちて欠かけて
三日月みかづきの笑えみを 宿やどして
優やさしい振ふりの笑顔えがおの裏うら
ひとときの約束やくそくは
小指こゆびに偽いつわりを 飾かざり
交かわすのでしょう
まだ貴女あなたの中なかで 這はい回まわり 爪つめを出だして
暗くらく深ふかく 語かたる 罪つみ花はな
つたう 蜜みつの味あじ
触ふれる 雷火らいか 醒さめるまで
さぁ
応こたえのない その 罪つみと踊おどれ
傷きずに浮うかんだ 懺悔ざんげを
清廉せいれんに 憐憫れんびんに 躱かわす
堕おちて悦楽えつらく このまま
奥底おくそこまで
偽いつわりを纏まとう 告解こっかい室しつで
裏うらの顔かおを 隠かくして微笑ほおえみ
演えんじ切きれば いけるのでしょう?
飼かわれて 罪つみ開ひらき
惰おこたして 戻もどれず
択えらんで
愚者ぐしゃの檻おりだと 言いうの ならば
堕おちて裂さいて 啜すする対価たいか
「いつか 救すくわれる」
舌したの上うえに こぼれた 嘘うそ 飲のみ干ほせ
壊こわして 愚おろかな 中枢ちゅうすうなど
傷きずを抉えぐった 言葉ことばで
攻撃こうげきの 矛先ほこさきを 変かえて 自分じぶんを守まもる?
それなら
飽あきれるほど
貴女あなたも 僕ぼくと変かわらない
バレたなら 舌先したさき出だして
裏うらの顔かおを 見みせるのでしょう?
迷まよい人びとは
時ときも忘わすれ 列れつを成なす
苦くるしみを 癒いやす ために
救すくいの袖そでを ひいて
壊こわして 愚おろかというの ならば
必要ひつようのない 救いかみなら
縋すがる先さき 探さがして 迷まよう?
懺悔ざんげの雨あめ 浴あびて享楽きょうらく
満みちて欠かけて
三日月みかづきの笑えみを 宿やどして
優やさしい振ふりの笑顔えがおの裏うら
ひとときの約束やくそくは
小指こゆびに偽いつわりを 飾かざり
交かわすのでしょう
