よみ:おおぞらのおとうと
大空の弟 歌詞
-
神野美伽 with ALL STAR JAZZ BAND
- 2024.4.17 リリース
- 作詞
- 村雨まさを
- 作曲
- 服部良一
- 編曲
- 小原孝
友情
感動
恋愛
元気
結果
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かねてより アジアを 苦くるしめた 青あおい目めをした ヤンキーども
日頃ひごろ鍛きたえた この腕うでで 重おもい爆弾ばくだん 抱かかえ込こみ
ガーンと 爆撃ばくげきしています
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
姉ねえさん、お元気げんきですか?
ボクは毎日まいにち元気一杯げんきいっぱいに励はげんでおります。
今日きょうは爆弾ばくだん投下とうかの訓練くんれんで、ボクは二に番ばんの成績せいせきでした。
次つぎは必かならず一いっ等とうを獲とってみせます。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
ラジオや新聞しんぶんに もしや 八郎はちろうの
部隊ぶたいの名なが書かいてないかと
夜よるはヤシの葉陰はかげから、南十字星みなみじゅうじせいがきれいに見みえます。
今日きょうは美味おいしいバナナを腹一杯はらいっぱいに食たべました。
手紙てがみと一緒いっしょに送おくってあげられないのが残念ざんねんです。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
何処どこにどうしているのやら
いつも〇〇 〇部隊ぶたい
〇〇方面ほうめん 〇〇基地きち 〇〇機きの編隊へんたいだ
〇〇〇では わからない
姉ねえさんも弱よわい体からだのお父とうさんと いつも あなたのお話はなしばかり
ご親切しんせつな 隣組となりぐみの皆様方みなさまがたの 熱あつい情なさけに守まもられて
何一なにひとつの 不自由ふじゆうな事こともなく 暮くらしています
これもひとえに弟おとうとのお陰かげと思おもい
姉ねえさんは 遠とおい戦地せんちを 偲しのぶごと
あつい感謝かんしゃに 泣なけている
昼過ひるすぎ、隊長たいちょう殿どのから御話おはなしがあり、明日あしたはいよいよ決戦けっせんの日ひと相成あいなりました。
憎にくき敵てきの機動きどう部隊ぶたいめがけて、わが〇〇部隊ぶたいは夜明よあけとともに
全機ぜんき出撃しゅつげきいたします。
夕方ゆうがた、まどろむ夢ゆめに姉ねえさんが出でてきました。
堂々どうどうたる大だい舞台ぶたい、スポットライトの中なかで万雷ばんらいの拍手はくしゅを浴あびておりました。
なるほど一寸ちょっとの付つけまつ毛げとハイヒールの威力いりょくは大たいしたものだと、
大おおいに感服かんぷく致いたしました。
夢ゆめの中なかの姉ねえさんは正真しょうしん正銘しょうめいの大だいスタアでした。
姉ねえさん、どうぞ、いつまでもお健すこやかに。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
繰くり返かえし 繰くり返かえし 読よめども涙なみだで 文字もじ見みえぬ アー
今いまは形見かたみのこの手紙てがみ
弟おとうとよ 永遠えいえんにあれ 永遠えいえんの空そらに
雲ぐもの山越やまごえ 谷たに越ごえ いずこで いずこの空そらで 敵てきをうつ
声こえを限かぎりに歌うたうとき まぶたに浮うかぶ弟おとうとよ
わたしもニッポン女性じょせいなり
つとめ変かわれど 国くにのため
歌うたに血潮ちしおをたぎらせて 果はたす御国おくにの民たみの道みち
果はたす御国おくにの民たみの道みち
日頃ひごろ鍛きたえた この腕うでで 重おもい爆弾ばくだん 抱かかえ込こみ
ガーンと 爆撃ばくげきしています
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
姉ねえさん、お元気げんきですか?
ボクは毎日まいにち元気一杯げんきいっぱいに励はげんでおります。
今日きょうは爆弾ばくだん投下とうかの訓練くんれんで、ボクは二に番ばんの成績せいせきでした。
次つぎは必かならず一いっ等とうを獲とってみせます。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
ラジオや新聞しんぶんに もしや 八郎はちろうの
部隊ぶたいの名なが書かいてないかと
夜よるはヤシの葉陰はかげから、南十字星みなみじゅうじせいがきれいに見みえます。
今日きょうは美味おいしいバナナを腹一杯はらいっぱいに食たべました。
手紙てがみと一緒いっしょに送おくってあげられないのが残念ざんねんです。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
何処どこにどうしているのやら
いつも〇〇 〇部隊ぶたい
〇〇方面ほうめん 〇〇基地きち 〇〇機きの編隊へんたいだ
〇〇〇では わからない
姉ねえさんも弱よわい体からだのお父とうさんと いつも あなたのお話はなしばかり
ご親切しんせつな 隣組となりぐみの皆様方みなさまがたの 熱あつい情なさけに守まもられて
何一なにひとつの 不自由ふじゆうな事こともなく 暮くらしています
これもひとえに弟おとうとのお陰かげと思おもい
姉ねえさんは 遠とおい戦地せんちを 偲しのぶごと
あつい感謝かんしゃに 泣なけている
昼過ひるすぎ、隊長たいちょう殿どのから御話おはなしがあり、明日あしたはいよいよ決戦けっせんの日ひと相成あいなりました。
憎にくき敵てきの機動きどう部隊ぶたいめがけて、わが〇〇部隊ぶたいは夜明よあけとともに
全機ぜんき出撃しゅつげきいたします。
夕方ゆうがた、まどろむ夢ゆめに姉ねえさんが出でてきました。
堂々どうどうたる大だい舞台ぶたい、スポットライトの中なかで万雷ばんらいの拍手はくしゅを浴あびておりました。
なるほど一寸ちょっとの付つけまつ毛げとハイヒールの威力いりょくは大たいしたものだと、
大おおいに感服かんぷく致いたしました。
夢ゆめの中なかの姉ねえさんは正真しょうしん正銘しょうめいの大だいスタアでした。
姉ねえさん、どうぞ、いつまでもお健すこやかに。
〇〇基地きちにて 八郎はちろうより
繰くり返かえし 繰くり返かえし 読よめども涙なみだで 文字もじ見みえぬ アー
今いまは形見かたみのこの手紙てがみ
弟おとうとよ 永遠えいえんにあれ 永遠えいえんの空そらに
雲ぐもの山越やまごえ 谷たに越ごえ いずこで いずこの空そらで 敵てきをうつ
声こえを限かぎりに歌うたうとき まぶたに浮うかぶ弟おとうとよ
わたしもニッポン女性じょせいなり
つとめ変かわれど 国くにのため
歌うたに血潮ちしおをたぎらせて 果はたす御国おくにの民たみの道みち
果はたす御国おくにの民たみの道みち